背負ったものが重すぎて

祝日、というものに対しての感覚が無職故に相変わらず無い。ただ他の日より少し胸を張って家に居れるというだけの日だ。バイトに応募を無事したので、当面はその結果次第の人生ということになる。バイトだから受かるわけではない、バイトすら受からない可能性もある。むしろ今は一切の自信が無い。掴める藁があるのか、藁を掴む力があるのか。昼は昨日突発的に募集のあったぺるともさんのツイートお題会に参加した。昼夜の二部開催で、両方一瞬で埋まったのだからコンテンツとしての強い力を感じる。少し前にも参加した会だけれど、今回もめちゃくちゃに盛り上がって、本当に凄い会なんだなと思った。何でもないツイートがどうしてこうも最高な大喜利になるのか、文章化がいまだに誰も出来ていないのがまた面白い。夜は適当にラーメンを食べたあと、前に言ったDiscordで行われるメンテさん主催の園田智代子杯というMCバトルに参加をした。園田智代子というのはシャニマスのアイドルで、バトル的にはディスではなく、智代子を褒めることで闘うものだったので、これならハードルが低いと参加を決めて日曜にもサイファーを行ったのだけれど、いざサーバーに入ってみたら観戦の人が結構いてまずびびってしまった。出場者は4人で、僕と羊狩りさんとのとさわさんという知り合いに一人、知らないネットラップの人がいるという感じで、だからこそ予想以上の人入りに驚いたのだった。大会的にも実験的な形式だったから、最初の1戦じゃなくて本当に良かったけれど、1戦目で羊狩りさんとやったネットラップの人(うのてぃーさん)がトリッキーというか、シャニマスのキャラになりきってラップするみたいなことやってて、結果羊狩りさんが勝ったものの、データ的に参考にはならない格好で終わり、ほとんど無の状態で対戦に臨むことになった。しかも相手はいつも爪とぎサイファーなどで死ぬほどスキルを見せられてきたのとさわさんである。ほぼほぼ勝ち目などは無い。それでも、今日までにシャニマスを久々に起動し、智代子のコミュを見たり曲を聞いたりで、そっちのバイブスを上げて来たので、簡単に負けるわけにもいかない。とにかくぶつかるのみって感じで闘ってはみたものの、智代子のことを言わないといけないし、試合ごとにテーマ(智代子に関連したもの)があって、普通のバトルより考えることが多く、普通のバトルすら不慣れなものだから、本当に一瞬の内に何も出来ないまま負けてしまって、悔しくて悔しくて、気づいたら普通に泣いてしまっていた。大喜利でも久しく泣いたことないし(勝ってたときも負けたときも)最後にこういうので泣いたのってが、多分デレマス大喜利の憑依大喜利っていう、アイドルになりきって闘う大喜利で、それで負けたあとの打ち上げで、打ち上げのほとんどを泣いて過ごしたという苦過ぎる記憶があって、それ以来だった。僕はアイドルが絡むと異常に重くなって、泣いたりしてしまう。本当に情けないし、不甲斐ない。その後はのとさわさんと羊狩りさんがバチバチにアツい決勝をやって、それを涙を拭きながら見守った。3位決定戦はあったけれど、うのてぃーさんが引き続きキャラの感じでやってきたので、普通にやったら「普通にやった」くらいの判定理由で勝って、うのてぃーさんが悪いとかは全然マジで思ってないけど、勝った感じはしなかった。自分の好きなものの為に何もできないのが一番しんどい。力とスキルが欲しい、本当に心からそう思った。大会が終わったあとは普通のサイファーをやったんだけれど、MCぬーさんっていう僕がMCバトルの動画で見たことある人がいて、オタクの感情的にドキドキしてしまった(しかも、順番的に僕のあとのバースがぬーさんだった)そこでは気楽にラップできたものの、解散して一人になってもまだ悔しくて、情けなくて、でも何もできることがなくて、良くないと思いながらTwitterに泣き言を書いて、お酒を飲んだ。特殊な形式とはいえ、身内でのやつを除けば初めてのMCバトルはなかなかにしんどい結果に終わってしまった。上手くなりたい。強くなりたい。こんな自分にでもできること、他より優れているものがある、優れられるようなものがあると信じたい。35歳。のびしろしかない、とR-指定は言うけれど。果たして、と思う涙の夜だった。