徒然水無月

めちゃくちゃ更新が滞ったので週単位の日記になります。基本的に、何か書くことがあった日について。

 

6月1日~3日(水~金)

初出勤から週末まで3日の労働を走り切りました。ブランクあり過ぎて心配だったけれど、仕事自体は研修のときと全くやることも同じだったのもあり、問題無くやることができた。朝も普通に起きれて、やっぱり人間「やることがある」と体が動くというか、人間の奥底にある本能みたいなものを強く感じた。水曜日と木曜日にはDiscordでサイファーもやれたし、帰って家で何か楽しいことがあると仕事の負担も気持ち無くなるから本当にありがたい。前に仕事してたときは、帰ってきて寝落ちすることが多々あったんだけれど、今のところ帰っても普通にご飯も作れるし、良い調子だと思いたい。仕事環境的には、マジで単純作業をし続けるだけで、周りと干渉したりはないからそこも楽ではあるけれど、これに甘えていたら次の仕事への成長が無いのでは?という不安を感じてもいる。ひとまずは「仕事をする」ことを体に覚えさせて、そこから考える他はないといったところである。仕事をした日のご飯は美味いし、週末の休みが近づいてくる感覚は久々で、人生の中で呼吸をしている感覚が確かにあった。大分沈んでいたけれど、このまま海面まで浮上していきたい。

 

6月4日(土)

 

大喜利の予定は無かったけれど、夜は秋葉原サイファーがあったのでそれに行ってきた。PARTYさんと冬のエグザイルさんという、いつも自分のサーバーでラップしてる人が行く感じだったから、安心感を持ってやれて良かった。外のサイファーには最近マジで苦手意識があって、そもそも今までよく行けてたなっていうか、よくよく考えてみれば、スキルも無くて、ダサくて、キモいおっさんが居ていい場所じゃないだろって急に怖くなってしまい、とにかく変に思われるのが嫌で恐怖を感じるという、別に数やっているわけでもないのにイップス的な状態になってる感じだったんだけれど、秋葉原が比較的ゆるい空気感だったのもあり、楽しくラップできてほんの少しだけだけれど、それが緩和された気がして良かった。ヒップホップっていうと重いかもしれないけど、サイファー行くだけなら一つの趣味なのだから、気にしすぎなんだろうと思うけれど、新しく飛び込んだ土地の中で一体何に自信を持って良いのか、そこに居ていい理由とか根拠はあるのかって考えると、足元が急にふらつく感覚になる。石が飛んで来そうな思いがする。ラップをやっている瞬間瞬間は確かに楽しいのに、その前後の時間に苦しみがあってトータルでプラスになっていないのは、いささか不健康ではあると思うから、もっと気楽に、ラフにやっていけるようになりたい。

 

6月5日(日)

 

大喜利天下一武道会の公式練習会があったので参加してきた。本大会がコロナ情勢で延期を繰り返してはいるものの、今年は開催ができそうな感じなのもあり、自分としても思い入れのある大会だから頑張りたいと、仕上げる気持ちで臨んだんだけれど、見事に前半はウケて後半はウケず、特に大会形式で全くダメだったため、あとには不安しか残らなくてヤバかった。前回大会からはや数年、あのとき以降に始めた人も相当数いるし、今年入って始めたりしてる人も全然ウケてて、マジでうかうかしてられないなって月並みなことを言うけれど、このまま老いぼれて朽ちるのも嫌だし、改めて気合いを入れる気持ちにもなった。今の勢いだと100人200人のエントリーも埋まるんじゃないかって感じもあるし、そんな嬉しい悲鳴の中で、何ができるかって話である。会終わりで、いつもだったら打ち上げに行くところを、まだ無給で金欠なので珍しく帰ったけれど、マジで心惜しかったし、早く給料を貰って、何の気兼ねなく、楽しく人と遊んだりお酒を飲んだりして行きたい。家に帰って「明日は月曜日で、仕事」という絶対的な事実に気付いたとき、人生に帰って来た感じがした。仕事はしんどいけれど、仕事以外にやりたいこと、楽しいことがあるから、またこの週末にも帰って来れる。だから、生きていける。生きていこう。