大いなる力には

昨日遅くまでサイファーをやったせいか、ラヴィット!健康生活には失敗してしまった。やはり寝るのは上手くいっても、起きるのが上手くいかない。起床予定時間の前の変な時間に起きてしまう、これはもうずっと治らないのだろうか。同じような症状の人がいたらマジで対処法を教えて欲しい。エンバイトで良さげなアルバイトを探して、それっぽいところを見つけるものの、応募にいまいち踏み切れない自分が情けなくて最悪、と思っていたら日が暮れていた。ピックアップだけはしておいたので、応募はすると思うけれど、アルバイトレベルでこれなのはたかが知れてしまう。人生に戻るために、弱い一歩だとしても踏み出さなければならない。夜は最近恒例になりつつある生麺のラーメンを食べた。しばらくこれでいい、って冗談が本当になってしまうかもしれない。それからDiscordで、今度参加するアイマスのマイクリレー(1人1バースごとを担当してラップで曲を作ること)の為の教習会みたいなのを、初心者が多いのを見た主催ののとさわさんが開いてくれたので、それを聴いたり質問したりした。録音とか提出の方法とか普通によく分かっていなかったので、かなり助かった。自分の音源(と言っていいかどうかはちょっと自信無いけど)がアイマスの界隈の中だけとはいえ、流れるのは今から不思議な気持ちである。せめてカッコいいバースを蹴りたいけれど、歌詞を書いてみても「これを自分が言ってカッコいいのか?」「誰かの心に刺さるのか?」と1バースとはいえ不安になり、ある程度歌詞は出来たけれど、提出期間もあるので一旦寝かせることにした。大事なアイドルの為に、大事な8小節にこれはしたい。終わったあとはまた寝る前に映画を観た。

 

スパイダーマンシリーズの主人公だったピーター・パーカーが死んでしまった世界を舞台に、その最後を見届けた少年マイルスがピーターの意思を継ぎ、別次元の世界からやってきた別のスパイダーマンたちと協力して世界を守る闘いに飛び込んでいく様を描いたアニメ作品。未来の世界のピーターや、別次元で親友のピーターを失った少女グウェン、アニメ世界から来た少女ペニー・パーカーなど、個性豊かなキャラクターたちと共に、マイルスが子供が背負うにしてはあまりに大きすぎる運命に立ち向かっていくのが、本当に真正面から物語としてアツくて、アニメだったら2期くらいあるんじゃないか?ってくらい詰めに詰め込んで、かつ情報量が多いとか足りないとか過不足なく、フルスピードで駆け抜けて行くのがめちゃくちゃ面白くて満足度が凄かった。前評判が結構高かったけれど、全然越えてきたというか、ただの少年だったマイルスが普通の少年として成長していく展開や、それぞれのヒーローが抱えてきた過去や孤独が交わり、団結していく後半などは、涙なしでは見れなかったし、アメコミ的な描写なノリでのユーモアもテンポ良くて面白く、マジで最後まで言う事なしの作品だった。「マスクはみんな被れる」とマイルスが「ただの少年」としてヒーローになっていくのも、心に強く響いた。スパイダーマンシリーズはサム・ライミの3部作を去年観た程度だったけれど、問題無く楽しめたし、アニメのポップさもあって人によってはこっちのほうが見やすいかもしれないので、知ってればグッと来るシーンみたいなのもあったけど、全然スパイダーマン分からないって人が見ても楽しめると思います。アマプラで見放題で観れるので、これはかなりおススメです。