花吹雪に回数制限は無い

昨日はお酒を飲んだ影響で薬を飲まなかったけれど、睡眠は問題無かったので、とりあえず依存の恐れはないような気がする。今週もラヴィット!をトリガーにして起き、生きていく。生活のリズムが落ち着いたら、それこそ繋ぎの1ヵ月のアルバイトとかも出来る気がするから、本当にラヴィットが今、命綱になって来ているかもしれない。病院の予約を入れたので、そのときにおそらく意見書を貰える。とりあえず小さい一歩でも進めていかねばならない。夜は鍋を食べて、大根もおろした。経済的なことを考えたら鳥のささ身などが一番丁度良いのだけれど、豚肉とポン酢と大根おろしの黄金の組み合わせの前に、つい膝を折ってしまう。麻薬のように、それは今日も胃に染み渡るのだった。そして、先週渋谷に行ったついでに借りた映画を寝る前に観た。


19世紀にサーカスなどの興行で成功した実在の人物バーナムが、貧しい立場からのし上がっていく様を描いたミュージカル映画。自らの夢のため、妻と子供のため、強い行動力で成功に突き進んでいくバーナムの栄光と、その代償としての影を、壮大な量の音楽とダンスが彩っていくのに、気づいたら心を掴まれてしまっていて、最後まで息を付く暇もないほどのその物量がちょっと物凄かった。ミュージカル映画は割と好きな方だけれど、どこでどう歌を挟んでいくかってタイミング、結構難しいんだろうなと思う中、グレイテスト・ショーマンはもう次々に放り込んでくるし、またその曲がどれも強いもんだから、もう何ていうか全部がサビみたいな映画になってて、何度も泣いては笑い、結果めちゃくちゃに元気が出て終わった。バーナムの主人公としての勇敢さ、それが全てを覆していく爽快さ、そこからの家族とのすれ違いの哀愁と、話としても王道の王道を突っ走て行く面白さと最高の音楽シーン、マジで落ち込んだ時に見ると元気出るのでかなりおススメの映画です。凄かった…。