卓上の世界

面接が決まったメールが来る夢で目が覚めて「やったぜ」より「しんどい」が勝ってきて自分が嫌になりながら起き上がった。働きたい、でも働くまでの過程が辛いというどうしようもない状態に嫌気が差す。無職生活も1か月、あっという間に過ぎ去っていて血の気が引いてしまう。そんな今日も、昼は昨日の味噌汁と納豆という安定の食事を摂って、夜はこれも安定の生姜焼きを食べて、このあたりのラインで食生活を保っているのは悪くないと思った。最近タガが外れて普通にカップラーメンを食べてしまうけど、引き籠りがちな今、簡単に体調崩してしまいそうだから、引き締めないといけない。それから、生まれて初めてマーダーミステリーというものをやった。結構前に日記に書いたけど、僕は人狼TRPGなど、いわゆるロールプレイングみたいなものが死ぬほど苦手で、自分以外になって喋ることに恐怖があるからマダミスからも距離を置いていたんですが、今回3104さんに誘われて、実際マダミスは知り合いがよくやってて興味はあったので「ご迷惑をおかけしてよいなら…」という前置きの上で参加をさせて頂いた。「夢ノ棺ノ時間ドロボウ」というシナリオで、ネタバレになるので話の内容には触れられないんですが、かなり厚みのある話で、自分で喋りながらだからそこまで没入はしなかったけれど、普通にエンディングでグッと来るくらいには良いものでした。これはたまたまなんですが、自分が割と秘密を抱える役割で、それを明かすか明かさないかみたいな葛藤の場面が来たときは一瞬心が追い込まれて「助けてくれ」って内心叫んでしまった。やる前に一番危惧していたのが「自分が喋れなくなったせいで進行が止まる」という事態で、マジでそれになりかけて焦ったけど、他の人に助けられて事なきを得て心から安堵した。それでも、全体通して会話に全然入っていけなかったから、果たして良いプレイングだったかというと違うとは思うけれど、他の人含めて楽しく終われて良かった。マダミスに関して下調べも特にせずに参加したんですが、ミステリーの部分を解明する以外に、個々に「目標」が設定されて、それに向けて行動するってルールがあって、自分以外の目標は分からないから、あとあと見てみたとき「それを狙ってたんかい」って腑に落ちる瞬間が面白くて良かった。本当にシナリオが良いとこのあたりの面白味も増すだろうし、一緒にやった人との絡みで展開も変わってくるだろうから、1個やっただけで語るのも野暮かもしれないけれど、確かにこれはハマる人はハマるのも分かるなと思った。運よくギリギリ回避できたものの、ヤバい場面はあったし苦手は苦手だなって再確認してしまったけど、このくらいの温度感で事故っても笑ってもらえるくらいの感じならまたやってみたいと思えたので、本当の本当に、こんなポンコツでいいなら誘ってもらえればというところです。マダミスの実績、これにて解除。