傘を買い替えたことが無い

先週と打って変わり、何も無い土日が始まった。依然、余談が許されない世界の下、しかも一部では更に大変な争いも起こっている。一体この2020年代、どこまで行けば気が済むというんだろうか。昼はでんらくさん主催のスプレッドシート大喜利があったので、それに参加した。不真面目審査大喜利会という、審査の基準がでんらくさんの本当に独自の大喜利以外での基準で行われるというもので、大喜利自体も普通に面白かったし、発表された基準が、回答の中の数字の大きさや漢字の画数など、本当にしっかりしたものだったので、一切不満なく終われたのが面白かった。審査のためにでんらくさんが双六(複雑なので説明が難しいけれど、学校お題の為に作った学校を舞台にした双六)まで作っていて、入れ込みようが凄かった。夜はまたラーメンを作って食べた。いい加減、これに頼り過ぎていてヤバいかもしれない。昨日の組手の傷がまだなんとなく残っていて、夜何かしたかったけれどすることもなく、キャスをやったけど話すことも特になくてすぐに終わって、何かして終わらないとと思い、映画を観た。


同タイトルの漫画の映画化作品。ケガの部活の陸上から離れてファミレスでアルバイトをする橘あきらが、その店の店長である近藤に思いを寄せる様を描いた話で、傷ついた自分に優しくしてくれた近藤への想いをまっすぐにぶつける橘と、それを真っすぐに受け止められずに葛藤する近藤の感情が交わる、切なく爽やかな感じがすごく良かった。あきらと近藤がそれぞれを想うことで、自分の中に秘めていた夢などに気づかされ、互いが互いの背中を押していく展開が、人生の中の「雨の時期」にいた2人の心が晴れていくような作りになっていて、おそらく意識して空の描写を多めに描いた映像表現もあって心に沁みた。漫画の評判も元々高いので、どこかで読んでみても面白いかもしれない。神聖かまってちゃん提供の、主題歌のフロントメモリーが映画関係無く前から好きでPVでも映画の映像が使われているんだけれど、映画を観た上でそれを見たらまたアツかった。曲は映画バージョンも、かまってちゃん自身のバージョン、あと川本真琴のバージョン、全部良いのでおススメです。


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