その言葉は武器じゃなく

全然寝れないし、全然起きれない。毎日ずっとこんなことばかり言っている。体のどこかの機能がぶっ壊れているのかもしれない。自律神経とかそのあたり。精神科に通って解決する問題なのかどうかもよく分からない。気温の変化かストレスか、また首が痛くなってきた。こんなマイナスな書き出しばかりの日記で、書けば書くほど落ち込んでくる。何か良いこと嬉しいことを見つけないといけない。夜は困った挙句、久々に麻婆豆腐を作った。一時期狂ったように麻婆豆腐食べまくって飽きたことがあったけど、感覚空けて食べたら全然美味しかったし、何にしても食事とはそんなもんなんだろう。絶対に飽きないのは納豆とみそ汁だけだ。夜はまたいつものように映画を観た。


詩のボクシングを題材にして、実家の梅工場で働くもその生活に満足できていない青年勤と、うまく学校に馴染めないでボクシング打ち込む少女杏を主人公に、詩を通してありのままの自分を表現することでその人生が輝いていく様を描く青春映画。主人公含め、詩のボクシングに興じる人たちが、最初は自分のことを話せなかったり本来の自分を隠したりしていたのが、最後本当の自分を出すことで詩の強みも増すという構成が上手くて、その詩にはグッと来るものがあった。詩のボクシング自体にもずっと興味があったのもあり、引き込まれて観ることができたし、勤が工場という「自分がつまらないと思っていた、でも家族にとっては大切な日常」にいかに向き合うかという話展開は響くものがあった。あと、ヒロイン役の武田玲奈の演技がかなり良くて、最後の朗読のシーンには強く惹かれてしまった。東京03の角田も出てたけど、完全に角田でそれはそれで良かった。地域活性の為に作られた映画らしいですが、シンプルに青春ものとして良いなと思ったのでおススメです。