夜を越える言葉を綴る

また何も無い土日が始まった。10月以降はあるいは外に出れるチャンスがあるかもしれないけれど、本当に土日に何の予定も無いのがずっと苦痛過ぎる。今週は映画も借りていないので、昼に昨日の生姜焼きを食べたら1日の楽しみが消えてしまった。何かしよう、でも何もない、でも何かしないと、とクズの葛藤をしながら横になっていたら夕方になり、夜になり、結局ご飯を作るのが面倒で出来合いの総菜を買ってきて食べた。人間のレベルみたいなものがあるとして、こういう1日は本当に自分のそれが低く感じる。何も生み出さず、ただ呼吸をしているだけの生き物。あるいは怪物。どう贔屓目に見ても、生きているとはとても言えた代物ではない。そんな気持ちをバイブスにでも変換するように、今日もDiscordでサイファーをやった。とにかく精神力を切らさないよう、臆せず言葉を吐き続けたら、いつもより意味のあることをずっと言えた気がしたので良かった。前回やろうとした「数珠繋ぎで言葉を連想していく」ことも上手くできた瞬間もあって、成果が出た感もあった。ただ、基本ただ喋ってるだけで節もフロウもへったくれもないというか、果たしてカッコいいか?と言われたら全く分からないので、ラップとしての強度をどうにか手に入れて行きたいなとは思う。無職の間にラップを頑張ってるのは、それはもうラップを目指す人のそれのような気がするけど、勿論そんなつもりは毛頭ない。ただ何かに没頭したい、上手くなりたいという一心しかない。自分にまだ可能性があるって信じたい。自分に価値があるって思いたい。今はとにかくそれしか手の中にない。