ダスト、スター

本来は今日も何もない無の日曜になるところだったんだけれど、ボケルバが開かれることを数日前に知って、行こうかどうか迷っていたところを結局昨日に登録、昼から新宿へと赴いて大喜利をしてきた。普段やっている車座の大喜利とは違って、数人ずつ前に出て大喜利をするのを繰り返したあとトーナメントを2回やる形式だった。なんかいつもの参加層とは違ってメンバーだったのに惹かれて飛び込んだところがあったんだけれど、ネットで知ってて初めて会う人もいて嬉しかったし、久々に大喜利見る人もいて新鮮で良かった。トーナメントの1回目はお題が全然合わなくて普通に負けたけど、2回目は気持ち切り替えて臨んだら優勝することができた。生大喜利の優勝は今する機会があんまりないというのもあり嬉しかったし、珍しく手ごたえのある回答も出せた良さもあった。何か食べて帰ろうと思ったけれど、最寄り駅は選択肢に乏しく、迷った末にラーメンを食べた。辛辛魚とコラボした辛いつけ麺で、ちゃんとめっちゃ辛かったけど美味しかった。大喜利をして、ご飯を食べて、帰る。この日常が今はたまらなく愛おしく感じる。家でこのままゆっくり死んでいくわけにはいかない、這い上がって自分からこの日常を手に入れるくらいの気持ちが必要だ。夜頃、最近ずっと参加してたネット大喜利の大きいチーム戦での敗退が決まった。冗談抜きで、この数カ月、めちゃくちゃ気持ちを注いでいたものだったので、虚脱感が物凄かった。これからしばらくは、ずっと引きずってしまうかもしれない。生きていく上での希望、というと言い過ぎかもしれないけれど、刺激みたいなものとしてずっとあったので、これがない日々を受け入れていく時間が必要かもしれない。(sic)boyのKill thisって曲も最近よく聴いてて、そのリリックの「生きていく意味を探すより、死にたくない理由を数えよう」というのがずっと胸に刺さっている。自分が今生きていていい理由は見つからないけど、死にたくない理由は幾らかあって、それを数えていないと足元がふらついてしまう。いつかその理由が「生きていく理由」に変わることを願って、今は海面に向かって泳いでいくだけだ。

 


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