掴んだもの

2週間ぶり、枠が空いていたのでボケルバに行った。外に出て人に会うこともまた最近少なくなって、これからまた少なくなりそうなので、大喜利できるのも貴重なのでありがたかった。ここでも再三書いているけれど、生活に比例するように大喜利の調子も悪くなっている気がしたので、今日はちょっと気合い入れてトーナメント優勝する気持ちで行こうと思い、ちゃんとレッドブルを飲んで、ちゃんと臨んだ。車座の段階から割と良い感じで答えられていた感覚があったから、あとは試合形式で変に焦らないことだなと思って、そこは特に気を付けてトーナメントに臨んだ。あとは加点形式だから、リズムだけは切らさず、でもリズムに飲まれ過ぎないよう、回答の強度というか、それが「書けているか」(受け取ってもらえるに耐えうるか)も絶対に失わないように心がけて、予選は何とか突破。決勝は印象審査に変わるから、もっと落ち着いて、ただリズムとか流れだけは保って出来るだけ答え続ける感じでやって。やったら、優勝出来ました。ボケルバで勝ったのも結構久々な気がするけど、達成感あってかなり嬉しかった。ただ、2問あって2問目のほうがパーソナルお題っていう、いわゆる自分の情報を要素として切り出していく感じのお題だったから、なんというか地の利を生かした感じがあったので、そこはちょっとだけあれだったような気がします。自分で言うのもなんだけれど、自分の要素(大喜利におけるところの)って多い方だと思っていて、自分でそれを望んでいるわけじゃないし、普通に生きているだけなのに要素が増えていって、それがこういうときに切り売りしてウケに出来てしまうの、大喜利的にどうなんだってこれはいつも思う。まあ勝ち負けがかかったとき、そういうプライドはその際に捨て去ってウケたり勝ったりしてるから、誇っていいところなのかもしれないし、実際今日も勝ちに行ってそれで勝ったので、一旦、良しとします。分からないけど、この「何故か要素が増える」っていう自分の要素について自分が理解出来たら、もっと生きやすくなるような気がする。それから帰って、鮭を焼いて食べて、控えてたレモンサワーを飲みました。無職だけど週末。明日も生きる。