迎え撃ったのか、討ちに行ったのか

今日は前にネイノーさんの組手の大喜利会をやったように、人を変え、おせわがかりさんがひたすら強い人と連続でタイマンで闘うというなかなかの会で、そのタイマン相手として指名されたので赴いてきました。最近の会でこの会が重要って言ってたのは、自分の大喜利にずっと課題と迷いを抱えていて、ここで下手な姿は絶対に晒せないし、1個舞台に立つことで何か打破できればという気持ちがあったので、勝つ負けるも大事だし、それ以上に自分の納得できる大喜利がそこで出来るかという勝負でもありました。自分以外のゲスト陣がかなり仕上がっていて、みんなウケててプレッシャーにも感じたし、おせわさん自身も連戦ながらもちゃんと打ち返していて、いよいよしっかりやらないとなという気持ちでいたら最後に呼ばれて、最後の相手として大喜利をした。1戦目2戦目と、悪くない答えは出るものの突き抜けられず敗戦。焦りはしなかったけれど、もっといかないと、答えを打ち込まないとって想いはあって、3戦目。ちょっと1個、勝ちにいった(ウケるはウケるだろうけど、あんまり好きじゃない)答えをして、実際ウケたものの、これじゃないって気がして、そこからでも集中して1個打ち出せて、結果は勝利。4戦目は大喜利自体が要素になったお題で、結果から言うとかなりウケはしたんだけれど、要素としては簡単なところしかいじれなかったし、多分このお題で求められてるところをそのままやって終わった感じがして、複雑な気持ちのままの勝利。5戦目は、だから「ここで1個出す」とある種背水の陣で臨んだ。居酒屋のお題で、居酒屋でいじれるところって身近だけれど案外無いからちょっと苦しみつつ、他がいかないところから一つ取り出せてウケて、結果は勝利。通算3勝2敗。理想は全勝、せめて勝ち越さないと面目保てないってのがあったので、ひとまずホッとはした。自分で「出した」と言える答えも出せたから、悪い内容でもなかった。でも、散々ここで吐き散らかしてきた内容に比してはまだ回収しきれたとは言えず、課題も残った。最近ずっと気を付けてる表現面での部分に関しては、かなり集中してある程度は保ててた気がするので、でもそこは良かった。まず、闘たえる土俵には何とか登れつつある。今日もその場で言ったんだけれど、僕が今出来ることはおせわさんには簡単にできることだと思うし、簡単に淘汰されるわけにはいかないから、今日の会を経てまた積み重ねていかなければという気持ちしかない。まだ今年の残り日数、大喜利できる回数が減ってしまったけれど、1個1個ちゃんと取り組んで、何か誇れるものを残したい。などと大仰なことを思いつつ、打ち上げでは「じゃがいも」と「安室奈美恵」を速く言って(自分でもよく分からないけれど)爆ウケしてしまった。こんなんでいいのか年末。果たして。