疾走と葛藤

出る直前くらいのギリギリの時間に起き、生大喜利の会に参加してきた。KUMITEという、ネイノーさんとぺるともさんが貰ったキーワードを基に即興でお題を作り、回答者が好きな方を選んでタイマンで大喜利を行う形式だったんだけれど、マジで2人ともお題のクオリティがその場で作ったにしては高過ぎて、いや、さらっとやってますけども!みたいな感じだった。回答者側もみんな跳ねてたし、自分も悪くない感じで大喜利出来て結構勝てたので良かった。連休どころか、8月は生大喜利する機会もほとんど無さそうだから、こんなときに会を開いて貰って本当に感謝しか無い。それから家に急いで帰って、今度はスプレッドシート大喜利の大会に参加した。星野流人さん主催の向井拓海杯という、いつものアイドルの誕生日記念の大会だったんですが、これが去年からの2回目の開催で、こういう大会が開催されるようになって1年なんだなと、そこが感慨深かった。去年の今頃も、既に外に出れなくてスプシの大喜利の、しかも大会ってありがたいなどと思いながら参加した記憶があるけれど、そこから1年、あっという間の1年である。と言いつつ、下手したら来年の今頃も同じことを書いている可能性だって、全然あるから、恐ろしい。大会としては、コンセプトとして普段の会で出ないような変なお題、特殊なお題が出される感じで、多少身構えつつも、変なお題だからこそ地肩というか、真っすぐ打ち返すことが大事だなと思って臨んだら、予選は外したお題もありつつ突破して、決勝でもブレずにやって、優勝することが出来た。手応えもあったし、優勝はいつしたって何回したって嬉しいので、1年越しのリベンジも込めつつ、ありがたく受け取らさせて頂いた。大喜利終わったあとは、生大喜利の印象深い回答などの話が盛り上がって、しばらく通話をしたりした。大喜利の話はいくらしても楽しいからテンション上がったけど、途中からふと自分の中に「果たして、自分の生大喜利はこれぐらい残せているのか?」という思いが過ぎって、それからは若干憂鬱になってしまった。今日も、KUMITEも向井拓海杯も、ウケたし勝ったけど、誰の記憶に回答が刻まれているんだろうと思ったら答えは出なかった。通話を終えて、1日の熱を冷ますようにアイスを食べながら、抱えてしまった憂鬱について一瞬考え、キリがないと諦めて眠りに就いた。ウケたのだから、と言い聞かせながら、連休の続きへ向かった。