それを知らされたとて

しごとセンターに職業適性検査の結果を聞きに行った。元々あまり期待はしていなかったものの、何か自分が知らない自分を知れればという一かけらの思いもあったけれど、能力的な適性は想像していた通り、計算能力や空間判断力は平均を大きく下回り、運動機能も同じく(ほとんどが5段階評価の4番目くらい)高かったのは言語や文章能力のみで、全体から適性があると思われる職業もほとんど無く、早くも頭を抱えてしまった。加えて、性格診断の結果から出てきた職場適応力が本当に酷くて、もう目も当てられないというか、全部がマジで低くて、当てはまる職業が一つもない有様だった。あたかも「こいつは社会で働けない」と数値で示されたみたいで、それを見たら何も言えなくなってしまった。そのあと通常の面談にも行ったんだけれど、職業適性検査で落ち込み過ぎて、いつも以上に気持ちが沈んで会話もままならなかった。職業感心的には、今まで行こうとしてた事務職は無いではないし、実際そこしか脈は無いんだけれど、能力的には特に向いているわけでもないらしく、改めて自分の無能さだけが浮き彫りになってしまったというか、不安の量が増しただけで終わってしまった。経済的に9月か10月には働いていないと結構ヤバいので、8月はめちゃくちゃ頑張らないといけないんだけれど、未だ光が見えない。四の五の言わずにやれよと言われれば絶対そうだし、いや、絶対そうなんだけど、いざ応募するってときに自己アピールして、さらに面接でも自己アピールして、ってのを想像したときに、急に頭が真っ白になって、やる気が0へと急降下していく感覚に襲われてしまう。今の自分にそこで言える言葉が一つとて見当たらない。とても顔を上げて喋れる自信が無い。自分に何かないか、マジで何かしらないかって探って来たけれど、結局ありはしなかったみたいで。最初に出会った行き止まりに、もう1回戻って来てしまったような感じがある。それでも、生きないといけないし、生きたいし、これ以上人に心配もかけたくないし、大喜利もやりたいし、めちゃくちゃ頑張らないといけない。半分麻痺したような頭のまま帰路に着いて、ゲン担ぎではないけれど、トンカツを食べた。生きます。