光が眩い時間帯

夜勤明けで昼に起きることは最後まで叶わず、起きたら全然暗くなっていた。本当に思うけれど、夜勤はやらないほうがいい。少なくとも自分には合っていない気がする。引き続き自炊する体力も無いので、油揚げだけを買って、蕎麦の残りをかけそばにして食べた。三が日の食事、2野菜炒めの1蕎麦は人生ワーストを記録したのではないかというくらいに散々な有様だ。年始、どこかでとんでもなく美味しいものでも食べなければ帳尻が合わない。仕事は昨日に引き続きやることがなく、長い休憩時間を取ったり、早めに終わって待機したりなど、特に何もやってないくせにボーナスみたいな恩恵を受けてしまって申し訳無いくらいだった。作業自体も普通に慣れたし、単純作業を続ける適性はあるのかもしれないとは思えて良かった。最後までほとんど人と話さなかったので、コミュニケーション適性には大きい×が付くが、それはそれとして、夜勤で長い時間、働き終えたのは良いこととしたい。さすがに連日松屋に行っては経済的に厳しいので、最終日は自分の家でご飯を炊いてお茶漬けを食べた。寒い朝熱いお茶漬けはなかなかに沁みるものがあった。短い労働機関が終わり、再び無職の期間が始まる。残り生きれる期間も少なくなっていく一方、片方の手で崖に捕まっているような毎日に光を差し込むのは、自分の手しかない。2022年、まず生き抜く。