めでたいことは一つも

新年2日目。昼に大晦日に買って食べなかった蕎麦を食べ、正月感は無いものの、とりあえず年末年始の感じは出した。いつもは、何故か実家からの仕送りに餅が混じっていて、それを適当に食べたりしているのだけれど、今年は無かったので自分で餅を買うのが面倒で餅を食べていない。僕には自分で餅を買う脳が無い。夜からは郵便局での仕事があったため、いい加減慣れろという話ではあるが、またぞろソワソワとして一日を過ごした。夜は昨日の残りの肉野菜炒めに、さらに野菜を炒めて足すという、追い野菜という謎の作業をして食べた。正月早々、全く何をやっているんだろうか。こんなことで今年一年やっていけるのか、甚だ疑問である。年が明けてハガキの量が少なくなった影響で、今日の仕事はかなり楽だった。というか、やることがなくて休憩時間が増えた。やはり毎年、年賀状の量は減っている一方らしい。やることがないならないで辛いのが仕事の難しいところで、ただひたすら眠気と闘う時間は結構しんどかった。なんとか耐えて朝に職場を出ると、足は自然と松屋に向かってしまった。朝定のたまごかけご飯を流し込んでいるとき、言いようのない幸せを感じた。短い期間だったけれど、明日でアルバイトは終わる。仕事の感覚を、最後まで体に馴染ませたい。