後ろ姿とマフラーを見ていた

土日の疲れがあったのか、めちゃくちゃに寝てしまった。午前に起きれないどころか、午後も寝っぱなしで終わってしまった。細胞レベルで体が怠惰に吞まれている。その勢いで、夜は市販のつけ麺に野菜炒めを添えたものを食べてしまった。美味いしコスパも良いけど、絶対に健康的じゃない。こんなのは間違っている。食事からして社会復帰から遠ざかっている気がする。そのあと、ジャスミンさんがキャスやりながら「高野葵」という架空の女の子に関するお題を出し続ける大喜利をやっていたので参加した。趣味に始まり、学校の部活、家族とのエピソードなど、1個ずつ高野葵の人となりが浮かび上がって来て、その解像度をもってして次の大喜利に臨んでいくのが面白かった。参加している人の中での高野葵の像が、果たしてどの程度重なっていたのかは分からないけれど、大喜利をやった数時間(あるいはそれ以降の時間も)一人の存在しない女の子の記憶を共有する体験というのは、なかなかに貴重だったように思う。生憎、途中で集中力が切れて(一人の女の子のことを考えるのは集中力を使う)その像は僕の中からは離れてしまったけれど、すごくいい時間だったので、またこういう場があれば集まり、誰かに想いを寄せてみたいと思う。