夏は一瞬

Yotubeのコメント欄じゃないけれど、朝起きたら大谷翔平がホームランを打っている。今日はオールスターのホームランダービーに出場していた。毎朝毎朝、大谷が何かしらの記録を更新している。元気を貰い、勇気を貰い、そしてそのあと虚無感に陥る、のサイクルが大谷翔平によってもたらされる。大谷と自分を比べるなんてことはもちろんしないけど、動き続けるものと、止まり続けているものとして、感じるところはある。今日の夜もつけ麵と野菜炒めを食べてしまった。二日連続。楽なものに逃げてしまった。毎日、何かから逃げ続けている気がする。使わないと筋肉は衰えるように、闘う体力や気力も日々失われているのかもしれない。どうしたら“元”に戻れるのか、果たしてその“元”とはどんな形なのか。そもそもちゃんと形を保ったことが過去にあったのか。最近は夜眠れないと、いつまで生きていられるのかみたいな、哀しい計算を繰り返して余計に眠れなくなる。全部が全部、ただの愚痴じゃなくなって来ている。夏中に何とかしなければならない。夏の間に走り出さなければならない。球児のように。最後の夏の球児のように。走り出さなければならない。最後の夏、が笑えなくならないように。ところで、僕のポジションとは一体どこだろう。