辛辛打破

しごとセンターでめちゃくちゃ面談をした日だった。来週受ける適職診断の為の面談をまず受けて、次にいつものカウンセリングを受け、その後に通常の面談に行った。それぞれの間の時間が若干空いていたんだけれど、別の場所で何かできるって時間でもなかった為、施設内で本を読んで待っていたので、都合4時間ほどしごとセンターで過ごしたことになる。最後の面談を終えたあとは、流石に疲労感を感じた。進展はといえば、でも今日は通常の面談で仕事の条件面の話を少し出来たので、最近では一番マシだったかもしれない。“本来なら”“まともな人間だったら”もっとやっていなければならない段階までは行けてないので、全然プラスには捉えられないけれど、来週の適職診断含め、動きがあるといえばあるので、少し空を見上げたくらいのことは出来たかもしれない。あと、病院を案内してくれるセンターの紹介もして貰ったので、来週行ってみようと思う。“本来なら”“まともな人間だったら”もっと頑張ってるのだから、実際、倍の倍、倍の倍の倍、ここからやらないといけない。きっと、今年の夏は例年より短い。夜は活力を出すためにカレーを作って食べた。やっぱりカレーを作るエネルギーがある内は、まだ生きていられる気がする。それから夢ソンの下請け放送、自分が強い気持ちを込めて送った曲が流れる回だったので、その視聴をした。曲と共に、今回ちょっと要望があって手紙のような文章も送ったのだけれど、果たして、自分の安い言葉が届くのかどうか、そもそも自分なんかが出過ぎた行為なのではないかと不安に思いながら、見届けた。幸い、変な感じにはならなかったのでホッとしたしたものの、なんというか、相変わらず「綺麗な言葉」を使っている自分を感じて、今後その責任を取れるのかということを思ったら少し暗い気持ちになった。書いた言葉に嘘は無いし、本当に「頑張って欲しい」と思って曲も言葉も送ってはいるけれど、人に言っといて、じゃあ自分は何かやっていますか?といったらやっていないし、人に言えるほど立派な人間ですか?といったらそんなわけもなく、その「綺麗な言葉」は、角度を変えて見たら「安い言葉」でしかないんじゃないのかと考えたら、ちょっと眠れなくなった。こんなしょうもない人間の言葉を貰って、何か変わるものがあるのか。ただ、どれだけ今ここで悩んだところでどうしようもなく、吐いた唾は飲むことはできず、これからの行動で責任を取る以外、今出来ることはなく、せめてここから立派な人間になって、言葉に説得力を持たせていく他ないのかなとも思った。嘘もつき続ければ真実に、強い言葉を吐き続ければ強い人間に。本当にそうなら、どれだけ救われることか。視線の少し先に転がる、自分の吐いた言葉を見ながら、今日の夜を乗り越えた。