雨のち炭酸

昨日がヤバ楽し過ぎて、起きてもまだ非日常の感覚が残っていた。それを日常にゆっくり戻したあと今日が日曜なのを確認してお昼を食べ、Abemaで生中継されていたABCお笑いグランプリを見た。決勝進出メンバーが好きな人だらけで、めちゃくちゃ楽しみにしていたんだけれど、全ブロック全コンビ面白くて、ずっとワクワクしながら見ていた。優勝したオズワルドは予選決勝ともに凄かったし、蛙亭も賞レース感があんまりない感じのネタながらパワーを見せつけていて、カベポスターは特に決勝のコントが本当に凄くて優勝したかと思うくらいだった。負けたけどコットンのコントが面白くて、ネタには関係無いかもしれないけどマジで改名して良かったなって思ったのと、あと空気階段のコントも相当仕上がってたと思ったから、ここは決勝行けなかったのは個人的に残念だった。空気階段がビッグタイトル獲る日を、僕はいつかこの目で見たい。放送の途中くらいから雨が酷くなって、一時期は雹が降ってネタが聞こえにくくなるくらいの始末だった。もしかしたら気圧的な関係もあったのか、雨と共に頭痛が酷くなって、終盤は笑いたいのに頭が痛くてしんどかった。ABCを観たあとは、3104さんの画像お題スプレッドシート大喜利に参加して、最初は頭痛くて大喜利も難しかったくらいだったんだけど、頭痛薬が効いたのか大喜利が効いたのか、途中から和らいで助かった。本当はこのあとレッドブルつばささんの単独を観に行く予定が、体調的に厳しいかもと思い、急遽配信チケットを買うことにした。ABCからの、今日二発目のお笑いともなった、レッドブルさんの単独「18秒後の世界」は、レッドブルさんの真正面からのピンネタ10本を詰め込んだライブで、最初に学生服のキャラクターが文化祭のライブの話をし出した瞬間に「ああ、これは好きなライブだな」と思って以降、その予感は的中し続けた。ときにポップで、ときに歪で、ときに爽やかで、でも急にキモくて、レッドブルさんのネタって言うのが、本当に本人の好きなこと、言いたいことがネタのフィルターを通して伝わってくるのが良くて、等身大っていうと多分ちょっと違うんだけど、背伸びせず、自分の周りの半径何メートルとかの世界や考えを、コントという拡声器で叫んでいるみたいな真っすぐさを、レッドブルさんのコントの人物から感じるのが良いと思うし、それを好きだと思う人がこれを見に来るんだろうなと思った。その半径数メートルの世界が、より遠くに届くようになればいいなと思った。まだアーカイブもあるからネタバレは出来ないけど「イケてない奴ら」というコントで、主人公が文化祭でライブをやって「絶対に変わる」と思ったあとに描かれた世界の風景が、切なくて自分的にすごく響くものがあった。また次の単独があれば、その世界も観てみたいと思う。