いざいざ

夜から郵便局での初仕事だったので、一日なんとなく緊張して過ごしていた。久々の労働ということもあるし、普通に初めての環境への怖さ、対人関係の感じとか、不安なまま一日を過ごし、夜にはサバを食べて落ち着こうと試みるも落ち着きは戻らないままだった。9時頃、ラップを聴いて奮起しながら出勤し、いよいよ初仕事の開始。何から始めるかもいまいち分からなかったのだけれど、何故かこの日は向こうもフワフワしていて(あとから聞いたらイレギュラーな事態になってたらしい)来てしばらく浮いた時間が発生して、不安が強まることになってしまった。その後、間もなくして仕事が始まって、郵便局の年末の仕事は基本、年賀状の仕分けか配達に分けられており、僕は仕分け担当なので、機械を使っての仕分けや、それで出来なかった分を手で仕分けたりをひたすらやった。思えば、夜勤の経験も無かったことに途中で思い当たって、途中から普通に眠さを感じてヤバかった。仕事自体は、最初こそちょっとミスもしたものの、難しい作業自体はなかったので、なんとか久々の労働でも頑張ることが出来た。朝方に空腹が襲ってきて、そうか朝だもんなって思った。対人の感じも不安だったけれど、夜勤でシフトの人数が基本自分ともう一人というのも楽だった。ただ拘束時間が長く、休憩も何回か取られるから、その際のコミュニケーションはどうしようかと悩んだ結果、違う部屋に逃げることで回避した。あまりよくないと思いつつ、思いきり回避した。8時、仕事を終えるころには披露と眠気でくたくたになっていた。労働の疲労、と思った。帰りに松屋に寄って朝定食を食べたら、めちゃくちゃに美味しかった。労働の対価、と思った。めちゃくちゃに疲れたけれど、社会で何かをした満足感もあった。爆裂な眠気から、目を閉じたら一瞬で眠りに落ちた。明日も労働だ。