何を塗りつぶしたのか

しごとセンターの職業適性検査を受けて来た。朝9時半のスタートで、遅刻厳禁とのことだったので、まず起きれるかどうかの不安はあったものの、無事起きることができ、眠さを引きずりながら会場に赴いた。検査は厚生労働省が作ったGATB(General Aptitude Test Battery)というもので、知能検査のようなものを幾つかやって適性を見るというもの。それにプラスして今日は職業への興味検査と性格判断、合わせて3つを2~3時間かけて行った。果たして自分が出来ているのか出来ていないのか、試験中はずっと分からなかったけれど、何となく思ったのは、図形や計算は最初から気持ち的に折れてモチベーションが上がらず、逆に国語の文章問題みたいな形式はモチベーションが上がったのはあって、本当に興味のあるなしでエンジンのかかり具合が違うんだなと実感した。頭を使ったからか、終わったあとは結構疲れてしまって、何か食べて帰ろうと思って居酒屋の天狗のランチに行った。この日記で書いたかどうか忘れたけど、大体500円くらいで食べれておかわり自由の天狗のランチは最強過ぎて、めちゃくちゃお世話になっている。食事に気を遣うようになってからはあまり行ってないけれど、単純に味が美味しくて(唐揚げが特に美味しい)こうしてふらっと来てしまうときがある。まだ行ったこと無い人いたら1回行って下さい。僕と、あと大喜利の知り合いのわたおさんしか利用してないんじゃないかってくらい話を聞かないけど、天狗は最強なので。是非。家に帰ってからは1回寝て、夜は節約しようと思ってレトルトカレーにした。前はこれでも全然何も思わなかったけど、自分のカレーに慣れたせいか物足りなく感じてしまって、自分のカレーの熟練度だけを感じた。それから寝る前に映画を観た。

 
90年代を舞台に、主人公の少年スティーヴィーがスケボーをきっかけに不良仲間と出会い、友情を育んでいく様を描いた青春映画。それぞれヘビーな環境を生きる仲間たちと過ごす、淡いシーンの連続が作り出す郷愁感がなんとも切なくて、余計なものを入れずドキュメンタリーのように日々を描いていく感じも良くて胸に染みました。ストーリー的に大きく何かが揺らいだり、派手な着地はしないけれど、こういう日常が確かにそこにあって、他から見たら特別ではなくても自分の中では、この話で言うならスティーヴィーや友達、家族の中ではすごく特別なものなんだと、映画から伝わって来て良かった。ちゃんと調べてないけど、使われてる音楽は多分この年代にヒットしたもので、それが映画に溶け込んでる感じも良かったですね。ネタバレになるから言えないけど、最後に流れる映像の、その使われ方と意味が、一番印象に残りました。気になった人は観て見てもいいかなと思います。