傷を見せながら往け

一時期は安定していた起床時間がまたグラついてきたのか、普通に昼くらいに起きてしまって良くない。人間の根本がおそらく腐っている。このままダラダラ右肩下がり的に落ちて行ったらまずいので、踏みとどまらないといけない。昼は適当に食べて、夕方から3104さんのスプレッドシート大喜利に参加した。普通にゆるく大喜利したあと、最後に自薦でベストアンサーを選ぶ形式だったんだけれど、選ぼうにもそこまで手ごたえが無い感じだったので逆に迷うことになってしまった。その後、間の時間を使ってウインナーをケチャップで炒めたものを食べて、夢ソン下請け放送の自分が出る回(大喜利の知り合いでまとまってやるやつ)に出てきた。気心が知れているというか、互いに絡みなれているので結構ガヤガヤしながら喋れて楽しかったんだけれど、自分が曲を送られるパートになるとやっぱどうしても困惑してしまって、ダメダメだった。僕をある種評価して貰って曲を送って貰っているのに、自分の中では「送られるような人間ではない」との気持ちが強く、つい自分を低める言葉を吐いてしまって、一瞬は変な空気になってしまい本当に申し訳なかった。ただ、いくら良いように言って頂いても、僕が知ってる僕はカスであって、何ら価値のない人間にしか思えず「それを知らないから」と思ってしまう。特に今の自分の状態が殊更酷いのもあって、今はもう他人の芝は青いどころか、僕の庭には芝すら生えていない感覚でいる。こんなことを言っていても仕方ないのは頭では理解できるし、こんなことを続けていたら本当に見捨てられるのも理解が出来るのに、どうして同じことを繰り返してしまうのか。そんなことを思って暗い気持ちで居たら、次に送られた曲がそれらを全て回収するような曲で、マジのマジで言葉を失ってしまった。


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「率先して自分のことをけなすのは 楽だけど虚しくて」

「キレイとは傷跡がないことじゃない 傷さえ愛しいというキセキだ」

冒頭の歌詞見ただけでもう無理っていうか、めちゃくちゃ感じることがあって凄かった。何一つ失わずに、どこも傷つかずに生きていくことは無理で、それでも僕はどこかでそんなことを考えていて、臆病になってしまっている。自分を誇るより貶す方が絶対に楽で、最終的に傷つかないかもしれない。でも、その積み重ねが今の僕を作ってしまって、その僕は僕をもうちゃんと見れなくなってしまった。自分の傷も、汚いところも、まとめて「ビンテージ」と見ることができたら、どんなに楽な毎日になるのか。アイドルを通して頂いた曲が自分の人生に深く深く突き刺さってしまった。放送は、僕のパートのあとはまた賑やかになり、自分のことをまるで棚に上げるように僕は人にわーわー言って、何とか盛り上がって無事終わることができた。毎度毎度言っててうざいかもしれないけれど「こんな」僕に付き合ってくれる人には感謝しか無いです、この日記を借りて、ありがとうございます。これからも仲良くしてください、強くなりますので。何卒。強くなってみせますので。