明け方に見る闇

最後の夜勤明けで安定の夕方起床だった。生活リズムの狂った血液を、ここから入れ替えていけるかで生活が変わってくる。今後働くにしても、朝からの仕事で考えていきたいので、尚更。正月からここずっと、雑になってしまっている食事も何とかしたいところだったけれど、疲れと正月ボケと経済難とで、レトルトカレーを食べてしまった。しかも、食べたこと無いキーマカレーを作ったらあまり肌に合わなくて、後半は重い砂山を崩すかの如く、しんどくなりながら食べ終えた。レトルト食品のチョイスをミスると、自分で作っていないのに自分で作るより疲弊感を感じる気がするけれど何故なのか。去年の誕生日の大喜利会で貰った梅酒を、大晦日のときに買い込んだ炭酸で割って飲んだらかなり良くて、無限に飲んでしまいそうになるくらいにはヤバかった。あまり自分で家で何か割って飲むとかはやらない、雑に缶を飲み干すことしかしてない猿に知恵が与えられてしまった。梅酒が切れたら、また何か別のものを別のもので割って飲むなどしてしまうかもしれない。梅酒を飲みながらまた映画を観た。


世界的大ヒット作のミステリー「デラリュス」の完結編の翻訳の為に地下施設に集められた各国9人の翻訳家たち、彼らの前で原稿の流出したことが告げられる。全員が疑われる中、密室で事件が二転三転していく様を描いたミステリー映画で「見せ方(視覚)を使った騙し方」「話の構成での騙し方」など、色んな手口が織り交ぜてあって、最後まで緊張感持って観た上でちゃんと騙される、ミステリーとしてよく出来ている作品で良かった。閉じられた舞台設定での「密室劇」の趣もあって、そのあたりの設定が気になったら観てみて良いと思います。誰に勧められたとかじゃなく、アマプラで気になったから観たくらいの感じだったけれど、結構楽しめたので、今年はこうやって適当に選んでみても良いのかもしれない。


映画を観て寝ようと思ったら、Twitterのタイムラインで話題になっていた「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」という番組を知り合いにも勧められたので、TVerで一気見してしまった。まだ無料視聴期間の為、ネタバレができないし、してしまったら意味が無い番組なのであれなんですが、めちゃくちゃ面白かった。テレビで前情報も無くこれを流していたとしたら、相当頭がおかしい内容でもあるし、自分的に好きな作り方だったので、教えられて観て本当に良かった。まだ観れると思うので、観れる内に観て欲しい。生々しいグロさみたいな怖さを含んでいるので、怖い人は軽く調べてからを推奨しますが、これは是非。テレビまだ凄!ってなります。

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