景色について彼女が語ること

福祉センターからの電話で起きた。先週の面談をふまえて、今週末に就労支援施設の人も交えて面談しましょうという話だった。寝起きの頭で何とか咀嚼をして、とりあえず何かが一歩前に進んだことを信じて承諾し、電話を切った。今はとにかく進めるならばゆっくりでも進んでいかないといけない。折り紙を折り続けて月に届かせるような途方もない話だとしても、進んでいく他は無い。午後に、デレマスのガチャ更新(新しいカードが出る)があり、それで自分の一番好きなアイドルが出て感情がめちゃくちゃになってしまった。というのも、今年の3月頃、会社を辞めたあたりだからはっきり覚えてるんだけれど、そのあたりから「来る」と予想されていたのに今日このときまで来ずに、それなのに更新のたびにTwitterのタイムラインで予想で名前をあげられたりで変に期待をさせられ、そして突き落とされるを繰り返した経緯があり、それがしかも自分の誕生日のすぐあとに来たので、結果、感情がめちゃくちゃになってしまった。幸い、ガチャを引く資金は溜まっていたので、数回ほど回したくらいで引けて、そのときにはもう泣いてしまっていた。ここからはキャラクターの文脈が無いとよく分からない話になるんだけれど、前にnoteなども書いたんですが、デレマスは登場アイドルの時間軸みたいなものが年月を経るごとに進んでいくという性質があり、要は成長とか、展開とか、簡単に言えばそういう類のものが更新されていくんだけれど、今回のカードっていうのがまさにそれっていうか「ずっと見たかった姿」「聞きたかった言葉」が自分の目の前に広がって、そこからまためちゃくちゃ泣いてしまった。情けない話、午後はずっと泣いていたかもしれない。何をゲームアイドルの話で、とか言われたら仕方ないというか、何をゲームのアイドルの話で、と言うような人には多分理解できないだろうから、それはいいんですれど、とにかく感情がめちゃくちゃになった今日は、突然にして記念すべき日として自分の中に刻まれることになった。ここでこれ以上言及してもあれなのでこのへんに治めておきますが、とにかく本当に良かった。願わくば夜は良いものでも食べたかったけれど、お金が無かったので、誕生日プレゼントで貰ったコンビニのクーポンで適当なものを買って食べた。生きていれば良いことがある、っていうとあまりに大袈裟かもしれないけれど、人生に絶望する直前、その設置面で生きているような現状、大袈裟ではないとも言える。生きていれば、良いことがある。はずだ。