うすぼんやり

幾度目かの、何も無い金曜日がまた訪れた。来週は一応、本当に一応だけれど、働いて迎える金曜だから、来週の今自分が何を感じているのか、あまり想像がつかない。疲れていて欲しい。働いて、疲れて、それで手に入れてこその週末だから。いつまでもいつまでも、無駄に時間を費やして生きていていいはずがない。許されていいわけがない。充電期間なんて都合のいい言葉である、動き出してこその助走である。真に、生きなけばならない。そして、本日の虚無の金曜日は、DVDの返却をして、焼きそばを作って食べて、金曜定例のサイファーをしようと思ったら先週に引き続いて人が集まらず、サーバーで適当な雑談をすることで終わっていった。長いトンネルにようやく、遠くに明かりが見えて来た中で、果たして自分はそれを抜けられるだろうか。やり切ることができうだろうか。休み過ぎた体は常に鉛のように重い。シンジくんじゃないけど、動いてくれよ、である。動いてくれ、この体、心。自分の人生の為に。