悲喜こもごも、今後とも

一体何回目になるか分からないけれど、何の成果も無いまま金曜日に辿り着いてしまった。徒労感と情けなさと、周りの申し訳無さと一緒に目覚める金曜日は最悪である。そんな今日だったけれど、かさのばさんに誘われて東堂さんと3人でカラオケに昼から繰り出した。この前もこのメンバーで行ったら、複数人で来てるのに各自がヒトカラみたいな選曲になったのが面白いというのがあったので、気持ち的に最初からその感じでいったら前回以上にヒトカラの選曲になってしまった。自分の好きなアーティストの、しかもその中でも自分が特に好きでヒトカラでしか歌ったこと無い曲ばかり歌った。おそらく、周りもそんな感じだと思う(かさのばさんはボカロの曲をたくさん歌って、東堂さんはYONA YONA WEEKENDERSを歌っていた)マジで人前で初めて中島みゆきの命の別名を歌った気がする。こんなに楽なカラオケ、本当に他に無いと思うから大事にしていきたい。帰宅後はマックでハンバーガーを買って食べたあと、ラパスさん主催のスプレッドシート大喜利に参加した。ネットでめちゃくちゃ出回ってる画像(ギャルがベッドでめっちゃ跳ねてるあの画像とか、外人4人がガッツポーズしてるあの画像とか)を使った大喜利会で、ただ画像出すだけじゃなく、文章を添えてお題として研ぎ澄まされていたのもあり、お題として全部跳ねてて面白かったし、自分も結構ウケられてたので良かった。ラパスさんは毎回新しい会を提示していて凄い、新しい企画を全然思いつけない自分としては羨ましい限りである。会を途中抜けしたあとは、金曜定例のサイファーをやった。水曜にやったように、同じビートを何週もするやり方でやったんだけれど、やっぱいまいちビートに乗れず、終わったあとPARTYさんと話していたら、どうも「拍を取る」という概念が自分の中に無かったらしく、今まで追っていたものは曲としてのメロディーで、だからズレていたんじゃないかという結論になり、今までの自分のラップとは何だったのか?と結構なショックを受けることになってしまった。「表拍」と「裏拍」のレクチャーも受け、それはドラムで言うところの「バスドラ」と「スネア」であり、スネア=裏拍に合わせる感じにすればビートのキープが出来る、までは頭で何となく理解できたものの、じゃあそれが出来るようになるかといわれれば分からず、何度もため息を吐きながら、今までやれていた感を出していた自分がひどく嫌になることで金曜日は終わった。掴みかけていたものが雲だったような、立ち上がっていたと思っていたら全然座っていたような、虚無感を抱きながら眠った。仕事もラップも何も出来ない。人が普通に出来ることが出来ない、普通に知っていることを知らない。逆に、どうして今まで生きてこられたんだろうって思う瞬間ばかりの毎日である。生憎、明日の予定は無い。気持ちが上向くような、そんな一日になってくれればいい。