あなたの主旋律

昼に昨日の焼きそばの残りを食べ、夜に外でのラーメンを食べたので麺類にまみれた一日になってしまった。単純に米が切れて、買うのがめんどくさかったから麺を食べただけなんだけれど、栄養価を考えたらおそらく何もメリットが無い。野菜を炒めて胃に流し込んだ方が、いっそいいんじゃないかという気すらある。らあめん花月嵐。いつも何かしらの新メニューというか、どこかの有名店のメニューのコラボなんだか分からないメニューを出してるんだけど、あれは同業者内でのどういうからくりなのかよく分からない。一つの店でラーメン博物館をやってるみたいな、全然色んなラーメン食べられるから別にどうでもいいんだけれど、行くたびにちょっと気になったりする。今日も帳尻合わせとして、1本映画を寝る前に観た。

エール! [Blu-ray]

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  • ルアンヌ・エメラ
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フランスで酪農を営む一家の娘ポーラが、耳が聞こえない家族の中で一人その世話などをしている中で、やがて歌の才能を見出されてその夢に向かっていく姿を描いた映画。歌えても、それを家族は聞くことが出来ないという葛藤から夢を手放しかけるも、家族の想いに支えられて一歩を踏み出していくのが、ある程度展開は予想できつつつも心に響いて泣いてしまった。話の中で、ポーラが家族の前で歌うシーンがあるんですが、その表現というか描き方が良く作られていて、あそこだけでもこの映画の価値はあると思えるくらい良かった。向こうのユーモアなのか、妙に下ネタがあったのか若干話的にノイズになったのが気になりましたが、歌を題材にした映画としてシンプルに良かったので、そういうのが好きな人は好きかもですね。