次、継ぎ、注ぎ

生きなければならないので、派遣会社を探したり登録したりをしているんですが、不安なので「派遣会社 評判」で検索をすると、良い評判と悪い評判が大体同居していて、もちろんピンキリだろうし、読んでみると「担当が悪かった」とかその人のそのタイミングによるところが大きい意見もあるから一概には言えないんだろうけれど、検索すればするほど不安感は増して、こんなに今疲れているのに、下手なところを紹介されて怪我したらと思うと二の足を踏んでしまう。繰り返し言うけど、ピンキリだろうし、例えば転職エージェントとか、就労支援の担当とか、全部ガチャって感じだろうから、最後の最後は運なんだと思う。迷うより行動、しかないんだろうけど、それで言うと確実に運を持っていない人間なので、どうも不安が勝ってくるのも仕方ない。実家からお米の仕送りがあったので、三日ぶりに米を食べた。疲れて手の込んだものなど作れ買ったので、麻婆豆腐を作って食べた。米のある生活、それは無条件で素晴らしい。急に思い立ったので、金曜じゃないけれど夜にはサイファーもやった。やりましょうと言って普通に数人集まる環境なの、結構凄いことだと思う。サイファーではあんまり基本無いんだけれど、同じビートだけで回すやり方を試して見たら、いつも流動的で何もできないまま次のビートに行くみたいなことが無かったし、会話もしやすい気もしたので、もしかしたらこのスタイルはまたやるかもしれない。去年もどこかでやったんだけれど、Twitterでお勧めの映画とかを聞いたらめちゃくちゃ反応があったので(僕は自分からアンテナを全然張らないので人に頼ってしまう)寝る前には、その中から気になった映画を観た。


劇団ヨーロッパ企画制作の映画。あるカフェを舞台に、1階と2階のモニターが「2分の時差」で繋がってしまったことから始まる騒動を描いたSFコメディで、劇団らしいテンポの良い会話劇と非現実的な出来事が噛み合いながら、最後どうなっていくんだろうとドキドキさせられる展開が面白くて、1時間ちょっとの作品なのもあってあっという間に観終われた感じがあって良かった。時間の誤差というSF的事象と、それが起こっているのが本当に小さい場所というギャップが面白かったし、ワンテイク風で撮っているように見せる作りからのスピード感というか爽快感も良かった。ヨーロッパ企画は「サマータイムマシンブルース」を観てちょっとハマって、劇団公演も昔観たくらいには好きだったけれど、それ以降ご無沙汰だったので、久々に楽しめて良かった。演技とかが映画より演劇寄りなので、そのあたりに抵抗が無くて、狭い空間、密室劇でのコメディが好きな人にはかなりおススメです。