光を見て綺麗と言うことしか

連休のあとだと、無職だから余計に平日と休みの境界線が曖昧になって困る。今日も思い切り平日なのに、一瞬祝日か?と思ってしまうから狂っている。早くこんな日常から飛び出さないといけない。まともな人間に戻らないといけない。今からでも戻れるのか、それすら最近分からなくなってきている。相変わらずバイトの連絡は返ってこない。評判の芳しくない、登録するのにわざわざ遠くまで出向かないといけない派遣系の会社まで行くやつをやるしかない、選択肢を吟味する権利も時間も、おそらくもう無いのだろう。これ以上やってダメなら4月はその方針を取るかもしれない。どうせピンキリ、どこも似たようなものなのだ、きっと。唐突に夜はカレーが食べたくなって、久々にココ壱に行った。500gを頼んだら普通に後半苦しくて、これいつもやってしまうやつだと思った。米ならいくらでも食べられると思うのに、当たり前だけれど、米はいくらでも食べられないし、第一、胃が別に大きいわけでもない。こんなミスも一体何回繰り返したら学ぶのだろう。いつもいつも嫌になる。僕は禁断の果実を食べて神様に罰せられても、また果実を食べてしまうに違いない。Adoのギラギラに「私の顔は神様が左手で描いたみたい」という歌詞があるけれど、僕という人間は神様がめちゃくちゃよそ見をして作ったくらいに出来損ないの人間だ。いっぱいになり過ぎたお腹を抱えて帰宅したあとは、59さん主催の「おしチャン」という、自分の好きなアイマスのアイドルについて2時間ガッツリ話す生放送に呼んで頂いたので、2時間、僕の好きなアイドルであるところの諸星きらりについて2時間、話した。詳細に関してはここでは省くけれど、説明用の画像もかなりちゃんと作ったりして、真剣に臨んだ割には、いざ話そうとするとうまくまとまらなくて、何だか同じような内容のことを延々喋ってしまった気がする。僕はそもそもが感情先行の人間というか、特に好きなものに関しては好き過ぎて人に伝えるのが本当に下手で、これもいつもいつも嫌になる。僕以外の人が好きになって、プレゼンをすればきっともっと、うまく伝えられるだろうにって毎回毎回思う。僕は好きと叫ぶことしか出来ない、ただの不器用な獣でしかない。神様はよそ見をした上に、途中で来客の対応でもしていたんだろう。59さんからは、たくさん話してくれて良かったとは言って貰えたけど、とてもそうとは思えない。声をかけて頂いたことには感謝するけれど、あれでアイドルに興味を持ってもらえるわけがない。僕には何も伝える力が無い。悪い意味で、子供のまま大人になってしまった気がする。幼稚な感性と、少ない語彙と、説得力の無い言葉とを持って、これからどう生きたものか。どう生きていけばいいのか。トンネルは依然続く。