月曜日のラララ

薬を飲まないで寝たら胸焼けがしなくなったので、やっぱり薬が原因なんだろうか。飲まなくても全く眠れないことは無くなっている気がするので、一旦止めてみるとする。ただ、外で人を前にしたとき不安と緊張で話せなくなるのがちゃんと症状と言えるレベルに達してきたので、これを和らげる薬を次は処方して貰うなどして、ちょっとでも改善しないと社会復帰は困難かもしれない。ただ日和ってるだけと言われればまあそうなのかもしれないけれど、今本当に自分の状態を自分で正しく計れている自信が無い。ゲームみたくステータスが出るわけじゃなく、一歩進むごとに画面が暗くなるでもない、リアルの生活はあまりに感覚に頼るところが多くて心許なくなる。ある日突然フラッと倒れたとき、その原因が何日前に出来たものなのかなんて分からないのだろう。体はもちろん、心もそう。薄汚れて前の色を思い出せない壁みたいに、気づいたら壊れて元に戻らなくなっている部位があるのかもしれない。組み立てた最初はあったはずの部品みたいに、外れてどこかに転がったままになっている部位もあるのかもしれない。夜は魚が食べたいと思ったので、安かったカツオのたたきを買い、なんか物足りないと思って挽肉の生姜焼きを作った。食べながら、絶対魚だけ食べたほうが健康的だと思った。なんだかんだで10月はランニングをやり通すことができたので、引き続き11月も続行していく。とりあえず同じように4キロを週3。最近はYoutubeでラップを聴きながら走っている。単純に好きなのもあるし、出来るだけ耳にラップを入れてサイファーに生かしたいというのもある。今日は実際にサイファーの日でもあったんだけれど、前の手応えを持って臨んだらあんまり上手くいかず、前からの反動でちょっと落ち込んでしまった。初めての人もみんな結局上手くて褒められたりする中、地味に同じ程度のラップをしている自分が情けなくもなった。音感も無いし、声も良くない、そもそもがラップをやるのに向いていない人間なんだと思う。それでも悪あがきみたいに、韻を踏んだり、フロウしてみたりを繰り返しているけれど、どこかで本当の限界が来たらどうなるんだろうか。今はまだ楽しさを感じられているからいいんだけれど、せめてこうやって落ち込まないくらいには上手くなりたい。いつかあるだろう(あって欲しい)未来で、無職のときにラップやって上手くなったと笑えたら、ほんのちょっとは、今が救われるかもしれない。