なんか空が青かった

昨日の日記にめちゃくちゃ反応があって、聞くとその不動産の営業がヤバかった、違法だ、という話で、普通に自分が悪いと思って落ち込んでいたから驚いてしまった。丁寧なアドバイスも沢山頂き、冷静になって考えてみると、来訪した時間も常識的とは言えず、会社名や名前も大して名乗らず、あと具体的な営業もせずというのもかなりおかしく思えてきたし、何より相手の終始高圧的だった態度も変で、それ含めて向こうのやり口だったという意見に大きく頷いた。家の管理会社や警察への連絡も薦められ、まず翌日のアポも絶対無視するべきだとのことで、実際に朝10時に鳴ったインターホンはやり過ごした。終わってから急にめちゃくちゃ怖くなっていたので、聞こえないだろうけど出来るだけ音を立てないよう、布団の中に潜って震えながら帰るのを待った。帰ったのを確認してから警察に連絡したら「次来たらすぐ110して下さい」と言われて、今日は怖くて居るときに電話できなかったけど、確かにそれじゃないと効果は無いので、次があったとしたらそうしようと思う。というか生まれて初めて今回110した。「110です、何がありましたか?」って警官の声が、テレビやフィクションじゃなく自分の耳に届いたのが少し新鮮だった。落ち着いたらやっぱり昨日の一件がどんどん怖くなってきて、実際は日記に書いている以上に酷いこともたくさん言われていて、それを昨日は自分が悪いということで受け止めていたのが、全て相手方の悪意って形でもう一度刺さる感じになって、どんどんと落ち込んできた。昔から人の悪意にひどく敏感で、本当にすぐ弱ってしまう。分からないけれど、こうやって他人のことを傷つけて、心を折って、それで貰ったお金であの人がご飯を食べているのだとしたら、ものすごく嫌になった。どうしてそんなことが許されるのか、不公平に思って感情がぐしゃってなりかけた。大学生のとき、割とちゃんとしたカツアゲにあって、ナイフ突きつけられて1万くらい奪われたことがあるんだけど、その犯人のことをそれ以降ずっと許せなくて、どうか不幸にあってくれって思い出すたび祈っていて、今回の件も、自己嫌悪が引いたあと憤りが押し寄せてきたから、何か、本当に何かあってくれと、あんまり良い感情じゃないなと自覚しつつ思った。でもまずは、今後自分がこういう目に遭わないよう生活していく他ない。世の中は自分が思っている以上に自分が泳ぐのに難しいらしくて、気を抜くとぬかるみにハマってしまう。自分を守る術を持つことも大切なので、しっかりやっていきます。生き延びる。


昼からは気を取り直して埼玉の大喜利会に参加した。主催の人に昨日のことを励まして貰ったり、かなりありがたかった。なんか昨日も僕が感情の行き場を失っている代わりみたいに感情を出している人もちらほら居て、自分のせいでそういう想いを抱かせてしまったことを改めて申し訳無く思ったりもした。大喜利はずっと楽しくて、今日は楽しくありたいという気持ちもあったから、今日大喜利があることがやっぱりすごく良かった。面白い感じで昨日のことをいじって貰ったり、そこも笑えて良かった。大喜利的には、全体通して結構回答を出せた感じもあったんだけれど、最後のほうで手応えとウケが噛み合わなかったりして、課題は依然残った。意識していることは少しずつ出来ている気もするので、引き続きやっていきたいと思う。打ち上げが変なところから意味分からないくらい盛り上がって、めちゃくちゃ笑った。たまに悪ふざけし過ぎてしまうこともあるんだけれど、打ち上げで1個の流れみたいなものが出来たときの、自分の頭の回転みたいなの、割と早い方だという気持ちがあって、自分で言うのも何だけれど、かなりウケを作っていると思う。何故そこにって感じだけど、大喜利ぐらい集中力が働いてるような感覚がある。ともあれ、めちゃくちゃ笑って、実は打ち上げは金銭的に少し迷ったんだけれど、昨日の件で家に帰るのが少し怖いのもあって参加して、結果かなりそこは良かった。根本的な解決はまだしていないし、しばらくこの恐怖は付きまとうと思うけど、こうして一緒に笑ってくれる人がいることを、安心に思って生きていきます。いつもいつもだけれど、人に助けられ過ぎて生きている。明日は冠到杯という、優勝したことが無い人限定の大会に解説として参加してきます。めちゃくちゃ楽しみな大会なので、見守ってきます。いざ。