勿忘草

予約していた神経内科に行ってきた。「物忘れ外来」という、物忘れを診てくれる病院が丁度あったのでそこに行ってきたんだけれど、問診を受けたところ、認知症失語症のようなものは見受けらないとのことだった。おそらくは、疲れから来る記憶障害の可能性が高く、MRIとかは一応受けられるけれど、とりあえずは止めておいた。もしものことがあったらと思っていたので、大分ホッとして病院を後にした。精神的なストレスが影響しているなら、そっちの病院で何か処方して貰えたらいいんだけれど、今行っている精神科で話を聞いて貰えるかどうか分からないから不安は未だ残る。家に一旦帰って昼を食べた後、ハローワークに行った。トータルサポーターという、持続的に相談に乗ってくれる人との面談を行った。今の状況説明や今後の展望について話したけれど、現状、ここからすぐに就職というと結構なスピード感がいるという現実的な話をされ、それはそうだなと思いつつ、心がすり減る音を後半は耳が感じていた。とりあえず次までに応募を前提とした書類を用意して持って行くことになったけれど、ちゃんと書けるかこれはいまだに自信が無い。自己PRも何も、社会に対してプラスをアピールできるような人間ではないことはもう百も千も、万も承知である。他の人より優れている部分は無い、劣っているしか見当たらない。それでも書いたり、言ったりしないといけないのが本当にしんどいけれど、じゃないと生きていけないからしんどい。社会に繋がるような小さい、半券のようなものでもポケットにあればいいのだければと思う。頑張りたくて(これいつも言っている気がする)夜はトンカツを食べ、キャベツを食べ、英気を養った。定例のDiscordでのサイファーも行った。今回は3人という少人数でのものだったけれど、みっちりラップできたので良かった。ヒップホップとはリアル、自分の人生もビートに乗ればリリックになるのだろうか。いまだ離陸できない人生の中で、空の頭で、浅はかなままで、どこまで飛んで行けるのだろうかって話だ。