さよなら猛禽類

今日も今日とて眠れないまま目が覚めて、その「眠れなさ」を解消するための二度寝をしてから起きた。二度寝をしたところで、結局「前日からの睡眠」という、いわば「正しい睡眠」からは外れるため、疲れが取れることには繋がらない。ただ目先の「眠い」を解消するための気休めでしかない。そして、本来取れるはずだった、一日の終わりに取るべき疲れが塵のように、体のどこかに溜まっていく。いつかそれが爆発するまでに、それら睡眠の地縛霊のようなものを成仏させねばならない。日記に書くかギリギリ迷ったんだけれど別に変な理由とかじゃないので書くんですが、今日泌尿器科に行ってきて、というのもここ数週間、金玉(いきなり何をという感じだが)に違和感があって、でも泌尿器科ってハードルがあるというか、もしちゃんと病気で治療ってなったらどうしようという気持ちもあり、延ばし延ばしにしていたんだけれど、でも大事に至ったらそれはそれで、ということで勇気を出して行ってきた。泌尿器科は二回目で、前も同じ感じで(金玉の感じで)行ったらデスクワークの疲れから来る症状でホッとしたのを覚えている。じゃあ今回は、というか、今回は大丈夫か?と診て貰った結果、細菌?による炎症があるらしく、今は大丈夫だけど、腫れが悪化したら痛くて歩けないくらいになるかもと言われて、マジで来て良かったとホッとした。薬を飲めばすぐに治るとも言われて、ほっとかなくて良かったとまたホッとした。ただでさえ生活が逼迫して、精神的に来ているときにこっち関連で何かあったらホントにシャレにならないなと思ったので、ホントにホントに良かった。いまだに相方にいじられる、爆笑問題田中の金玉のことも頭を過ぎった。田中の金玉が片方無いという事実、確かに一生面白いと思うけど、自分のことになったら笑えるわけがない。金玉が片方無いまま大喜利するってなったら、何か変わるのか。考えたくもない。ひとまず落ち着いて薬を飲むことにして、患部を気にしながらゆっくり家に帰った。夜はDiscordでまたサイファーをした。今回の課題として、恥ずかしがらずにバイブスを上げるというのがあったんだけれど、多分今までよりそれは上手くいって、言葉も詰まらなくなってきたけど、やっぱり内容は薄いし、そっちに気をいくと韻なんか全然踏めないし、全体的に中途半端な感じにはなってしまった。周りには気にせず楽しければって言ってくれるんだけれど、自分だけ明らかに下手過ぎて落ち込むのはずっとあるし、何とか兆しが見えてくれればと思う。仕事も生活も、人が当たり前に出来ることが出来ないことをどんどん理解してきて、自己肯定感が底をついてしまった今、まだここから自分にも出来ることがあるって信じたいから。バカにされても、笑われても、ラップは続けていく。言葉を吐き続けていく。