血は何よりも確かで

日曜日、本当に日曜日は「日曜日」という感じがして優しい。1行で日曜日って3回も書いてしまった。競馬のオークス開催の日で、最近日曜の日課になりつつあるんだけれど、競馬中継をテレビで観た。白毛の馬ソダシが大注目の下走っていて、桜花賞に続いての二冠が大いに期待されたものの、距離が合わなかったのか負けてしまった。競馬について学んだ中でも、本当に面白いと思ったのは血統についての話で、毛の色やら体格、あるいは性格など、そのあたりが遺伝するのは全然分かるんだけれど、親の得意なレースの距離や、早熟か大器晩成みたいなところも受け継がれるケースも結構あって、そのあたりも予想の物差しに入れられたりするのが凄いなと思ったりした。実際、ソダシの親であるクロフネの子供は芝の2400mでは1勝すらしていなくて、そんな出るもんなんだと驚いた。もちろん血統とは違う方に行ったりすることもあるけれど、そういう大きいところでの闘いが繰り広げられているっていう意味で、競馬の奥深さを感じたりもする。特に馬券を勝ったりはしていないので、特に収支とかは無く、夜はカレーを作り、カレーを食べた。カレーを作り、カレーを食べるという行為、今一番、生命力のある行為かもしれない。カレーを作っているときは特に生きている感じがする。コロッケを買ってトッピングして食べたら、めちゃくちゃ美味しかった。しばらくは、競馬を見て、カレーに生かされていく生活になるかもしれない。2021、馬とカレーの夏である。