熱中時代

仕事終わりでハローワークに行って相談員の人と軽く話した。退職理由が体調不良なの、面接とかで言うと不利になるのかっていう、ずっと気がかりだったことを尋ねたら「何も言わなくて入った先で困るより、それで受け入れて貰ったほうが気が楽」という言葉が返ってきて、ちょっと心が落ち着いた。あくまで一つの意見ではあるし、それで落ちたら落ちたで堪えるかもしれないけれど、後ろめたい気持ちを抱え続けるのは確かにしんどいなとは思った。あと、単純に「人と話せた」ってポイントで気持ちが楽になったのもあって、結構抱えちゃってるなという気付きもあった。これからもしかしたら長い闘いになるというのに、先が思いやられる。その足でカラオケに行って、久々にヒトカラして15曲くらい歌った。喉を休ませることをずっと意識してきたせいか、前より声が出る感じが少しあって良かった。最後に歌う曲、毎回割と迷うんだけど、今回はゴイステの銀河鉄道の夜にした。何故か年を取るごとに、思い出補正とか、そういうところじゃないところで銀貨鉄道の夜が好きになってきてて、沁みる度合いが強くなってる気がする。シベリア鉄道乗り換え、僕は今どこへ向かうのか。頭の中に曲の余韻を残しながら、これはいっちょ気合入れないとなと思って散髪して、さっぱりしゃっきりとしてから家に帰った。

 

夜は大喜利について話す生でした。実際やる段になってかなり緊張もしたけれど、話すうちに楽しくなってきて、気づいたら時間がめちゃくちゃ押すくらい夢中で話してしまった。大喜利自体の説明に始まって、出演者それぞれの大喜利との出会いや大喜利の好きなところ。本当にめちゃくちゃ大喜利について話した。自分の大喜利のバックボーンに関しても、人前でちゃんと話したのは初めてな気もするし、人のそれらを聴けたのも楽しかった。途中でアンケート取ったら、大喜利本当にやったことない人が結構聴いてるのが分かって、ちょっと姿勢を正す気持ちになったりもした。果たして大喜利に興味を持って貰えたのか、この日記を書いている今も気になっている。もともと、デレマス界隈の中で大喜利をやることが増えたのがきっかけで放送をやるに至ったわけだけれど、本当にこうして大喜利の話をガッツリさせて貰える環境が出来たのはすごいことだと思う。大喜利の界隈の中で、今あえてそういう話をすることも無いし、放送の中でも話したけど、茶々入れられることなく落ち着いて話せたのが新鮮で良かった。これもひとえに周りの力というか、大喜利やデレマス通しての出会いの力によるものなので、今回の放送含めこんな自分に付き合って貰っていることに改めて感謝しないといけない。4時間。いや、こんな長いこと大喜利について話す機会ないし、めちゃくちゃ楽しかったけど、これでもまだ全然どこまでも話せる気がしたから、大好きじゃん、って思うし、放送の最後、大喜利を続けようと思った瞬間、みたいなテーマになったとき、自分で思い返して大喜利を辞めようと思った瞬間、本当に全く無かったなと思って驚いた。辛かったり、しんどかったりとか、悩んだりは山ほどあったし今もある、これからもあるろうけれど、辞めるって選択肢は絶対浮かばないなってのは思う。大喜利を辞めたら、大喜利は出来ないから。またこういう場を作れたら嬉しいので、引き続き色々動いて、人と関わっていければです。僕も、大喜利も、よろしくお願い致します。