胡坐時間

自分から疲れにいくように遅くまで起きていたせいで、地獄の不眠からは逃れられた。寝るために起きることに、果たして意味があるのか無いのか、ただ悪いものが蓄積し続けているだけなのはないかと、昨日の残りの麻婆を食べながら思った。昨日までは休み、今日からは平日である。平日なのに家に居れてしまう。明日は福祉センターで登録した、就活支援の施設に打ち合わせに行くので、早いことこのどこにでも辿り着かない生活を抜け出す1歩目になれればと思う。二日目の麻婆は美味くも不味くも、何でもなかった。夜は食欲がわかなくて、前によく食べていた、野菜炒めを作ってつけ麺と食べるやつにした。これは本当に食事として効率があまりに良過ぎる、許すならこれをずっと食べるだけでもいいとすら思ってしまうけれど、これを許しちゃいけないとも絶対的に思う。つけ麺も、美味くも不味くもなかった。久しく家で美味しいものなんて食べていないかもしれない。そのあと、Discordでデレマスの知り合いのJ@Qさんと通話した。悪化していく情勢の中、なかなか難しい感じが続くけれど、どこかで生大喜利の集まりをデレマスの人向けにやりたいという話をした。生大喜利だからこその空気感というか、ライブ感みたいなのを感じて貰いたいみたいなことを話して、あとはタイミング見つつ、と結論付けた。今は本当にそんなふわっとした結論を出すしか無いのが、大いに悲しい。J@Qさんが良い人でめちゃくちゃ話しやすくて、甘えるようにずっと話してしまいそうになってヤバかった。通話するたび、相手が高まって自分が低くなっていく感覚がある。自分が人より優れていて、人に良いと思って貰えることなど、今更だけれど、とんと見当たらない。少しの満足感と、大きい不安と。今日は眠れるだろうか、眠れる気がしない。夜も朝も、瞼の裏で遠い。