展望めいたもの

今日は初めて在宅勤務をしていて、初めて過ぎてどういう姿勢で臨めばいいのか最初から最後まで分からず、パソコンに向かったり、疲れてボーっと横になったりを繰り返していたら定刻になっていた。それからも疲れてボーっとしてしまって、在宅関係無くただ疲れている事だけが分かった。あと1ヵ月と考えても、あんまり楽になれなくて割とビックリする。目の前の雑務に恐る恐る手を伸ばしては、それを引っ込めてしまう感覚がある。これは自分が弱いだけだけれど、1回無理になってしまうと、それを乗り越えるのに本当に苦労してしまう。自分にとっての「無理」に会社が変わってしまっていることを、それで自覚する。何となくある今のイメージとして、あるかどうか分からないけれど、自分がもっと興味を持てる、これから持って行ける、せめてカスっているような職種、業務内容に就ければ頑張れる気はしているんだけれど、果たしてそんな都合の良いものが、このステータスの無い状態で巡り合えるのかどうかは分からない。年齢的に失敗を繰り返す時間が無いのも不安に拍車を駆けてくる。あと、今の職場があんまり無いくらい人数が少ない部署で、それで人間関係で詰まりやすくなったこともかなり無理の要因になったので、規模感に関しても変えたいなとは思っている。履歴書もぼちぼち仕上げていかないとなと思いながら餃子を焼いて食べた。前回の失敗を経て、今回は焼き上げは大丈夫だった。食べてからボーっとテレビを見て、紅茶を飲んで、寝転がって天井を見た。そこに明るい未来は無かったけれど、1ヵ月頑張ったら、今からはとりあえず解放されるんだと思ったらほんの少しだけだけれど、やっと安堵が訪れた。紅茶の温かさだけが胃の中で確かだった。