好きの説明

連休の真ん中。昨日まで何も予定無くてどうしようって感じだったんだけど、ダメ元でキャンセル待ちしていた3104さんの喜利ってあそぼに急遽参加できることになって、めちゃくちゃありがたく思いつつ参加した。前回参加したときもそんな感じだったけれど、ほとんど純粋な大喜利の人(普段大喜利をやっている人)がいなくて、新鮮な気持ちで大喜利が出来て良かった。「新鮮」って言葉もいい加減ありがたみも無くなってきているし、それ以外の普段の会が退屈みたいに誤解されるかもしれないんですが、もちろんそうではなくて、全部面白い上で、アクセント的に何か乗っかってくるみたいなイメージです。一人初見の人がいるだけでも、個人的によっしゃ!ってなったりする。そもそも僕が勝手に参加して勝手に摩耗しているだけだから、たまにふらっと参加する分には関係のない話なんだとは思う。個人的な出来としてはそこそこウケれたかなくらいだったけど、参加者にちょっと触れて貰えてかなり嬉しかった。こういう初見が多い場だと、本当に回答が誰かに刺さることがない(回答が地味)ので、ちょっとでも何かあると励みになる。次も頑張ろうって思える。これはマジ。


夜は肉じゃがを作って食べたあと、宣言通りプロメアを観た。

『プロメア』(通常版) [Blu-ray]

『プロメア』(通常版) [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: Blu-ray
 

 
突然変異で現れた炎を操る人種バーニッシュによって人類が脅かされる世界の中、バーニッシュに対抗する消防レスキュー隊の新人隊員ガロと、バーニッシュの中でも攻撃的な過激派集団マッドバーニッシュの首領である少年リオとの闘いと、やがて訪れる人類の危機を描いたSFアニメ映画。初っ端から派手なロボットアクションで幕を開け、以降も王道中の王道をひた走り、根性全開ど真ん中の展開のまま駆け抜ける、気持ち良い作品だった。火消しとしての自分の正義と、バーニッシュという「炎を燃やさなければ生きていけない」リオの正義との間で悩むガロが、やがて人類の危機を前にリオと手を組む展開など、もう真っ直ぐ過ぎるくらいで、レビューで確か「予想を超えることは起こらない」みたいな言われ方もしていたんだけど、そんなのぶっ飛ばすくらいのパワーがあるというか「カッコ良くてアツければ良い」と言うかの如くの話運びで、最後までだれることなく観れたし、ガロの男臭いセリフには心を震わされた。ヒロインとのラブロマンスや、味方との熱いチームワーク、無駄に派手な必殺技など、こういう話好きな奴だったら好きでしょってものが余すことなく詰め込んであった気がする。悪役を演じてた堺雅人の演技が物凄くて、ずっと「堺雅人がめちゃくちゃ凄んでるみたいな人がいる」と思ってたら堺雅人で驚いた。主役のガロの松山ケンイチもかなり上手かったと思う。欲を言えばリオ側のバックボーンがあまり描かれて無かったのが少し物足りなかったかなとは思ったけれど、娯楽作品としてガッと観てアツくなれる、本当に気持ちの良い映画でした。公開当時もかなり話題になってたから、早くに観れば良かった。たぶん他にもこういうのたくさんあるし、今はとにかく、これを「墓場まで持っていかない」の一心でいる。楽しみ尽くす覚悟。娯楽を。


デレマスの正月ライブの2日間が終わって、結局両日とも観れなかったんだけれど、TLの感想を眺めていると、やっぱりライブって良いんだなあっていうか、デレマス良いんだよなって思ったりした。この日記で改めて強く触れたことはなかったけど、このコンテンツにここまでハマってる理由について自分の中に1つあるのが「時間軸」で、アイマス全体にも言えるんだけど、特にデレマスにこれが強くあって、ずっと現在進行形でコンテンツも登場アイドルも歩みを進めているっていうところにたぶん強く惹かれているんだなと思う。デレマス、アイドルマスターシンデレラガールズは登場アイドルが190人いて、知らない人からすると「100?90?」ってなると思うんですけど、かつその中で声をついているアイドルと、ついていないアイドルがいて、毎年総選挙という人気投票が行われて、上位に声がついたり、あとたまにサプライズ的に声がついたりで、調べたら今ボイス実装(声が付くことをそう言います)が91人らしく、だいたい半分。デレマスは今年で10年目なんですが、その10年、新しいアイドルが出てきたり、今まで声がついてなかったアイドルに声がついたり、さらに新しく曲が出たり、常に「現在進行形」として動き続けていて、そこに他の二次元のコンテンツに無い広がりを感じて、ともすれば飽き性の自分がずっと好きでいられるんだろうなと思います。担当(推しのアイドルのいる人を指します)として、アイドルが声がついてなかったらつくことを願ったり、ついてる場合でもライブでの活躍を願ったりと、コンテンツが動くとともに、こちらも動いていけるというか、動くことで変わる何かがあるって思えるから、また次の展開を願って生きていける。今回みたいなライブは、要はその集大成という感じというか、ある人は初めて推しが歌うの見たり、ある人はそのまた次を信じて声をあげたり。そういう感情の連続を感じられる、また、自分からも感情が吹き出していく。そして、両者が交わっていく。それがたまらなく楽しいからまた惹かれていく、デレマスに強くハマっている理由の1つにはその「人の感情」もあるかもしれません。僕自身として、強くハマったきっかけが1回ライブに足を運んだのがデカくて、そのとき本当に感覚として、何を言ってるんだって思われるの覚悟で書いてますけど、目の前にあるステージが「今までディスプレイの向こうでアイドルが目指していたステージ」に重なって、それ以降は、だからよりデレマスの「時間軸」が、その時計の針の音が耳で聞こえるようになりました。ちょっとでも伝わってくれればと思うし、でも最初から最後まで何を言ってるんだって思う人もいるかもしれないのも仕方ないとも思うし。ただとりあえず今日ライブを観れなかった哀しさを、自分の好きの確認で埋めてみました。デレマスに触れて欲しいというんじゃなく、ただ単純に、こういうところが好きだぜ!って文章なので適当に読んで下さいというところです。情勢でライブから引き離されて、もうちょっとで1年。全てが上手く行けば秋あたりに行ければ、本当に嬉しく思います。その時が来たら、現場で涙を流しましょう。拳とサイリウムは、天よりも高く掲げましょう。