暗転、明転

日曜の夜、大喜利クロスオーバーの余韻を楽しみながら、明日月曜なのを100分かっていたのにレモンチューハイを深夜に1杯飲んでしまって、これは死んだか…?と思ったけれど、ちゃんと朝7時に起きれる自分に少し驚いたりもした。働き始めとか、ちょいちょい寝坊することもあったことも考えると、人間の体ってのはよく出来ているんだなって思う。仕事自体はまあ10戦4勝6敗くらいか?の感じで終えて帰宅。クロスオーバーの感想の続きを呟きつつ、シンプル水炊き鍋を食べながらTHE Wを観た。メンバーが面白そうだったので楽しみだったんだけど、実際かなり面白かった。優勝した吉住が、1本目2本目と、一人コントのど真ん中を進みつつ、キャラや動きなどの表現で笑いを増していくという、かなりカンペキに仕上がったネタで勝ち上がって本当にカッコ良かった。ゆりやんが力技で笑いをもぎ取ったあとにネタというか脚本の強さで勝ったのも凄い。女審判のネタ、涙腺が弱いせいか、笑いながらちょっと泣きそうになってしまった。紅しょうがも、パワーで押しつつも「相手を掴んで戻すだけ」とか、強いボケを配置してて面白かった。「旅行、行かれたことないんですか?」「飛行機とタイミング合わなくて」って下り、大会の中で一番笑ったと思う。惜しむらくは、Aマッソが、おそらく相当獲りに来てたと思うネタで、皮肉にも一番相性が悪かったんじゃないかって気がするゆりやんのネタで負けたってことですかね。相性とか順番とか言い出したらどうしようもないし、審査に不満までは無いんですけど、あそこを抜けてたら…って思って、Aマッソの特別ファンではないけれど、少し気落ちしてしまった。特別ファンではないけれど、Aマッソのネタとかスタンスが好きで、M-1見てても、今年はかましてくれるんじゃないかって勝手に期待して見ちゃうし、何だかんだずっと気になる存在で、THE Wっていう、言ったら本人たち的にはあまりに合わないような舞台で、お笑いファンから注目も浴びている中、天下を獲るためにあのネタを用意してきたって考えると、惜しい…と思ってしまう。来年以降、挑戦するのかは分からないし、全然他の大きい賞レースでもいいんだけれど、ちゃんとした評価が与えられるのを見たい。まず、単純に今回のネタがめちゃくちゃ面白かったし、テレビで売れるタイプではないと思うけれど、せめてネタでは、報われて欲しい。と、Aマッソの特別ファンじゃないのに結構な分量を書いてしまった。そして今週末はM-1。賞レースはやっぱり、良いですね、アツい。人生の懸かった年末、見守っていく。