パリって行ったことない

再びの二日の熱狂を経て、何も予定の無いただの祝日の木曜日。まあ連日出かけても経済的にヤバいので(まだ無職だから)これはこれで丁度良いなと思いつつ、まったりと一日を過ごした。夜にはまた自転車を漕いでやよい軒に行き、ご飯を3杯おかわりして食べた。ディスタンスを配慮して作られたやよい軒のごはんお代わりマシーン、いつ見ても“餌感”が強くて面白い。ボトボトとご飯が落下してくる様が、あまりに機械過ぎる。その後、シャニマスあるある爆弾ゲームという生放送に、おにぎり食べ食べ丸さんに呼ばれたので出演してきた。オモコロでやっていた爆弾ゲーム企画を元にした企画で、シャニマスのアイドルとアイテムを掛け合わせ、そのあるあるを次々と言っていくものだった。シャニマスの知識も案外自信もないし、何とかなるか不安だったし、思ってたよりテンポ良く回ってくるから大変だったけど、大喜利の脳を使って「ありそうなこと」をギリギリ答えていたら結構反応を貰えたので楽しかった。ときどき大喜利やり過ぎて「それはない」と言われたけど、それもまあウケたので良かった、はず。こういう放送に呼ばれること自体が稀なので、いい経験をさせて貰えてありがたかった。放送終わりで、先月全然見れなかった映画を観た。


国の資金の為に宝石を売却する為、ソ連から派遣された役人のニノチカと、彼女と敵対する立場にいるレオン伯爵がパリで恋に落ちる様を描いたラブストーリー。国も思想も違うニノチカとレオンの、本来交わらない2人の恋愛という、話的には王道でありながら、感情が全く無い軍人出身であるニノチカが、プレイボーイのレオンに出会うことで女性に変わっていくのがオシャレで、パリの美しい夜景など、細部まで凝った映像が白黒の中でも光っていて良かった。ニノチカ役のグレタ・ガルボは当時「笑わない女優」と評されるくらい冷淡な役が多かったらしく、そこからの、このニノチカでの演技は本当に素晴らしく、それだけでも観る価値はあるかと思います。おススメです。