拍手はそこの彼に

哄演児杯という、六角電波さん主催のプロアマ混じっての大会が開かれる日で、その当日予選が昼からあったので出場してきた。大喜利会前によくやるようにMAさんを誘ってご飯を食べようとしたらゴウ体さんもいて、3人でお寿司を食べた。お寿司を食べてる時間の幸福指数はいつだって高くて、変わることが無い。お寿司は幸福の象徴といっていい。会場は座・高円寺2という、普段は結構大きめのお笑いライブなどで使われている会場で、ここで大喜利できる体験はシンプルに凄いことだと思った。予選は50人弱で最終的に残るのが2人という狭き門で、まず各ブロックから1人しか勝ち上がれない(これは今回の大会の元となった転脳児杯と同じにしているらしい)から、最初から正直あんまり期待はしていなかったんだけれど、蓋を開けてみれば一切何も良いところが無く終わってしまい、あまりに呆気なくて笑えもしなかった。勝ち上がったのは、ちょっと前まで地元に帰って今日は復帰初、にしてはとてもそうとは思えない大振りな大喜利をして爆ウケしたジャスミンさんと、あんまり大喜利で「正解」って言葉は使いたくない(突き詰めたら1つの正解というものは無いから)けど、その中でも「正解」と思わせる説得力のある回答を出して抜きんでていたoさん(ばらけつさん)だった。対照的な2人の勝ち上がりが面白かったし、悔しさよりもマジで夜からの本選での活躍を祈る気持ちが勝ってきた。本選をそのまま観るかは、かなり迷ったんだけれど、疲れもあったし明日もここでEOTという大喜利をやる予定だったので退席し、軽く数人でご飯を食べてから帰った。木曜屋グランプリという、いつも木曜屋さんがやっている木曜屋杯のより大会版のやつに参加したら決勝まで行けて、優勝は逃したけれど7位で終われて、スベったままの一日で終わらなくてホッとした。哄演児杯の速報をタイムラインで見ていたら、ジャスミンさんoさんもウケたらしく、他のアマチュアの人も健闘した中で優勝がOGAKUZUZさんでめちゃくちゃ驚いてしまった。決勝はサツマカワさん以外アマチュアだったらしいし、会場の中の流れがどういうものだったかまでは分からないけれど、OGAKUZUZさんが爆ウケし続けたという話は聞いたので、本当に面白い大会になったんだなと思えて良かった。配信も買えるらしいので、余裕あったら買って見てみてみるかもしれない。嬉しさ半面、自分はしばらくこういう場所でスポットライトを浴びることはないんだろうなという寂しさも感じた。今は我慢の時期とは思っているけれど、いつか大きいトロフィーを手にして帰りたい。最後は大きいトロフィーが前にある墓に入りたい。ただの夢である、けれど口で言うのはタダである。