靴の磨り減る音

夜遅くまでラップして疲れたせいか今日は眠れることが出来た。もう疲れを担保にしないと睡眠が難しい状態になっているかもしれない。寝れたはいいものの、これだとただ生活のリズムが壊れたままというか、むしろ悪化の一途を辿るだけなので、質のいい睡眠を取ることがとにかく目先の課題としてある。前にちらっと言った気がする物忘れも、ずっとじんわり横たわっている気がするので、近いうちに1回病院にかかろうと思っている。働く前にどんどん体が終わっていっている気がする、気がする、で済めばいいのだけれど。夜は、走ってもいないけどラップもしないけれど、マックを食べた。いつの間にやら週1のマックが軽い習慣になりつつあるけど、別に習慣にする必要も一切無いし、好きで食べているじゃなく、ただご飯を作るのが面倒で行っているだけなので、絶対にやめた方がいい。マックと唐揚げに逃げるのは早々にやめなければならない。書き忘れたけれど、先週永福町に大喜利しに行ったときに、ついでに渋谷で映画を借りていたのでそれを観た。


実話を基にして、メジャーリーグ球団アスレチックのGMビリー・ジーンが、数字と統計による理論を用いて資金難に苦しむチームを勝利に導いていく様を描いた映画。単純な成績ではなく、四球率や出塁率など、とにかく「点を取る」ことに重きをおいた彼の理論は最初は結果も出ず、批判の対象に立たされるものの、信じて闘い抜くビリーの姿がアツく、また、それが花を咲かす瞬間は、数字という固い話をベースにしつつも、熱血な話として胸に響いて良かった。かつてはドラフトで指名されて選手になるも、挫折して裏方に回ったジーンの背景もまた話に色を加えていて、映画としてよく作られていたとも思う。「マネーボール」の理論は初めて知ったけれど興味深かったし、野球をある程度知っているとかなり楽しめると思うので、観てみてもいいと思います。