ことよろの合図

久々の生大喜利の主催をしてきた。新春車座大喜利会ということで、お題を出し合ってひたすら大喜利していく車座大喜利をやるだけの会だった。最近この形式をやっていなかったというのもあるし、新年最初の会なので、じっくりゆっくり顔合わせ的に大喜利して盛り上がって行ければというのもあった。昨日に続き、今日も相当な不眠に見舞われて、会の前にはご飯に行くためにMAさんと会ったら目のクマを指摘されてしまった。MAさんとは餃子とラーメンを食べた。発酵餃子を推している店だったけれど、白醤油味という初めて食べる味のラーメンがかなり美味しくて良かった。会場につき、集まってきた参加者それぞれに軽く新年の挨拶したりして、それで「そうだよな、年明けたんだよな」と思ったりもした。大喜利はもう最初からずっと面白くて、集まったメンバーを眺めて特に心配はないだろうと思ったけれど、車座大喜利は空気が出来上がるどうかというか、ある種グルーヴ感みたいなものが作られるかどうかで結構盛り上がりが変わるので、本当にそれがちょっとずつ出来ていくのが感じられて、こういう感じ好きなんだよなと思ってからはもう楽しい時間しか無かった。Kouさんかとじゅうさんあたりがどんなお題や空気でも自分の感じでウケ切るのが凄かったし、安定感が絶対に途切れないぺるともさんや、下ネタで妙に跳ねていた手すり野郎さん、一発のデカさが際立っていた国と鉄さんあたりも印象的だった。かなりゆっくりやっていたら、最後時間がなんだかんだギリギリになってしまったけれど、車座のポイント上位者での決勝をやって、かとじゅうさんの優勝で会は終わった(間に合わなくて帰ってしまったけど、ポイントの1位はKouさんだった)自分的にも、全体の成績的には奮わなかったけれど、1個納得できる回答を出せて気持ち良かったし、新年最初の会として相当楽しくやれて、改めてこの形式でやって良かったって感じもあった。生大喜利の主催も、どれだけ精神的に余裕があるかによるだろうけれど、タイミング見て何かやれたらとは思う。会のあとは打ち上げで新年会よろしくお酒を飲んで、本当にこの大喜利やってご飯食べて何だよな、と思った。これを掴むためにやることをやらねばならないのだとも思った。楽し過ぎて、帰りの電車をちょっと間違えて、一駅歩くことになった。まだ少し雪が残る道を、酔いを醒ますように、現実に体を馴染ませるように、ゆっくり歩いて帰った。明日も大喜利の予定が入っている。今この瞬間、これを掴むために、人生を手に入れる必要がある。踏みしめられていない雪は、流石にもう無かった。