時計の音は遠くで

日曜、も大喜利をして来た。金ナバ大喜利ダンジョンというかさのばさん主催の会で、選抜戦みたいなのをやったあと、主催側のモンスター(かさのば、納得、田野、アオリーカ、ファイナルエース)とタイマンで闘って勝ち抜くというものだった。前に1回やったときは全く挑戦者側が勝てなかったんだけれど、やっぱりモンスター側のバランスがすごく良いというか、パラメータ的にそれぞれ違う部分が尖ってて、連続して勝つのは難しいという感じだった。お昼に光陽軒という中華屋に行ったら、カツ丼を頼んだだけなのにラーメンと餃子が勝手に付いて来て、それはそういう店って知ってはいたんだけれど、それでも軽く仰天しながら食べ終えたらかなり満腹になっていて、別にそれが原因というわけじゃないけれど、大喜利は全くダメだった。最後まで一切エンジンがかからず、一度もタイマンに挑めなかったから、来た意味すら無いくらいだった。昨日に引き続き、久々に会ったり大喜利見たりする人がいてそこは嬉しかったけれど、まだまだ機会が完全に回復したわけではないし、1回1回の機会をふいにしてしまっては良くない。ガッツリとウケて、自分の力をちゃんと見せたい。人生が終わっていても、大喜利は終わりたくない。休憩のときに、気になっていた菊花賞の結果を見たら、一番応援していた馬であるタイトルホルダーが勝っていて(しかも、距離の長い菊花賞ではあんまりない逃げ切り勝ち)めちゃくちゃテンションが上がってしまった。タイトルホルダーはドゥラメンテの産駒(子供)で、ドゥラメンテはいわゆる三冠馬になるためのレース、皐月賞日本ダービーを圧勝したあと故障して、三冠目の菊花賞は獲れず、結局そのあとも故障が続いて引退し、今年急死してしまっていたので、タイトルホルダーがそれを獲れば、こんな劇的なことは無いなと思っていたので、あとで実際のレースも観たけど、相当に感動した。こういうロマンというか「夢」が好きで競馬にハマったところはあるので、凄く良いタイミングで、良いものを見れたという気持ちがあった。同じく競馬を最近好きになった電子レンジさんと結果を分かち合い、少しく子供のように笑顔になった。34歳になっても、まだ新しい感情を手に入れられるのは人生の面白いところかもしれない。大喜利終わりでサイゼリヤに行って、サイゼも結構久々だったんだけれど、いつも食べるハンバーグセットを食べ、飲めるようになっていたワインを飲み、楽しく話して帰宅した。土日の両日大喜利をやって、ご飯を食べて帰る。自分の時計は依然止まったままだけれど、世界の時計は動き始めている。歩幅を合わせなければ、やがて置いていかれる。いい加減走らないといけない。