無知という銃

単純に何も出来てないからなんだろうけれど、昼の記憶が悉く薄れてきている。昼に起きて、気づいたら夕方になっている。半分どころか8割死んでいるような生活である。金曜に障害者用窓口の相談と精神科の予約を入れた為、それが落ち着くまで憂鬱が常に続いていて、本格的に鬱状態に近づいている。うっすら胸に痛みもある。昨日ろくなものを食べれなかったので、とは思ったけれど、もう本当に何かを作るって気持ちが欠如していて、結局サバの塩焼きを買って大根おろしで食べた。しばらくこういうのばかり食べてしまうかもしれない。少し前まで頑張って自炊てた自分から比べると、体力が著しく落ちていて、これは良くない、良くないなっていう気持ちだけが積み重なっている。病院に行った際は抗鬱剤を貰おうかなと考える。そして、いつものように夜は映画を観た。


一攫千金を狙ったカードでの賭けを行うも、相手のイカサマで莫大な借金を背負ってしまった若者たちが、それを返済しようとある計画を実行する様を描いたクライムアクション。主人公一味、ギャングにマフィア、その手下など、色んな勢力が入り乱れに入り乱れて、交わったりすり抜けたり、展開が目まぐるしく変わっていくのが面白くて、最後までめちゃくちゃ楽しく観れました。それぞれの人物が絶妙に抜けてたりして、それが話を一本道に納めないのが本当に脚本として良く出来てて、この手の映画は数あると思いますけど、そのジャンルで言うとかなり傑作だと感じました。気楽にサクッと観れると思うので、特に前情報入れず、本の良さ、ノリの良さを楽しむ感じで観て欲しいです。おススメ。