何結びかも知らんけど

昨日寝る前にちょっとのつもりでFall Guys実況やったら2時間くらいやってしまって、楽しかったんだけど、4時から寝て午前に起きれるわけもなく昼まで寝てしまった。最後の休みなのに、と思いつつ昼をカップラーメンで済まして、最後の日に何をすればって人生みたいに考えて、何年も心の「そのうち観るリスト」に入れていた映画を観た。

 

きっと、うまくいく [DVD]

きっと、うまくいく [DVD]

  • 発売日: 2013/12/03
  • メディア: DVD
 

 
たぶんめちゃくちゃ売れたインド映画で、どのレビュー観てもどの人の評価聞いても絶賛なくらい評判が高くて、そのうち観よう、暇があれば観よう、と思うこと数年。ようやく今日の今日観た。インドの名門工科大学を舞台に、破天荒な生徒ランチョー、本当は機械より動物の写真を撮るのが好きなファルハーン、家か貧乏でずっと神に祈ってばかりのラージューの3人が繰り広げるドタバタと、数年後、大学を卒業後に突然姿を姿を消したランチョーを親友2人が探す話とが同時に進行していく映画。インドの激しい競争社会、大学での圧迫的な教育などの暗い部分も描きつつ、それでも「うまくいく」と信じて自分の好きことをやれば成功はついてくるというポジティブなメッセージに満ちた話で、心を何度も揺さぶられる良い作品だった。過去と現在が交差していくことで、消えたランチョーの存在がより強く浮かび上がっていく構成が巧みで、過去の小さいエピソードが回収されていく気持ち良さを何度も感じた先で待っていた、その最高の結末には思わず拍手を送りそうになった。全く隙が無いというか、映画の面白さってここだよなっていう要素をこれでもかってくらいに積み重ねられていて、インド映画のイメージごと塗り替えられた思いになった。ランチョーたちのキラキラな青春と友情、学長の娘とのロマンス、大学やその向こうに見える国の教育方針に立ち向かっていくランチョーの熱い想い。3時間と、上映時間はちょっと長めなんですが、全くダレさせることなく、かつ無駄のない内容で最後まで駆け抜けるように観れました。インド映画独特の、合間にミュージカル的に入るダンスとか、そういうのに抵抗なければエンタメ映画としてこんな完成されているものは無いって気がするので、騙されたと思って観て欲しい。面白いし、凄い、と思えた映画です。マジで今回観れて良かったし、まだきっと全然溜まってる「そのうち観るリスト」気づいたらどんどん増える一方だし、今回の年末年始みたいに「観るか」って思うタイミングあったら、迷わず観るのが本当に正解なんだろうなって思った。きっと、その観なかった一瞬が、気づいたら一年二年、数年に変わってしまうから、観なかった時間がさらに「損」へと変わる前に、サクッと観て「観て良かった!」ってなるほうが絶対お得だと思う。今年これは心に留めておく。


夕飯は作る時間が無くて、惣菜のカツ丼に味噌汁と、惣菜と、豆腐で簡単な定食にして食べた。年末年始でマジで1キロ程太ったっぽいので、明日から本気出していきます。それからシャニマス好きで集まってDiscordで通話した。基本楽しく話せたんだけれど、これは完全に自分の悪いところだから誰も悪くないんだけど、こういう感情や解釈をぶつける場所で自分のものをぶつけるのがいまだに、急に怖くなるときがあって「もし否定されたらどうしよう」「間違ってたらどうしよう」と思ったら、そこから口を開くのが怖くなってしまう。知らない仲では無いんだから、そこはなんつうか信頼しなさいよって話なんですけど、自分の好きなものだからこそ、その好きなもので傷付くのが不意に恐ろしくなって、身を守ってしまう。自分が気持ち良いだけで相手に何の気も払えてないし、最悪なだけだからマジで治したい。感情や解釈を思い切りぶつけられるようになるカウンセリングはないだろうか。無いです。だからいつも壁打ちばかりしてしまう。相手は、自分が思うより両手を広げているかもしれないんだから、飛び込んで行けばいいのに。そうしたら、好きなものをもっと好きになれるかもしれないのに。今回話題になったシャニマスのカードは「心を解く」というのがテーマだったんだけれど、一番心が絡まっているのは自分なのかもしれない。いや、きっともう何年も解けていない気もする。不器用だから変な結び方をしてしまった。明日からは本格的に始まる2021年。まず動かすべきは足。心を変えるのは、先に踏み出した足。やっていかにゃですね。