手の中を確かめながら

年末故のドタバタを順当に喰らいながら定時で帰宅、金曜なのに金曜の感じがしないのは、来週月曜に最後の仕事が待っているから。早く帰れるらしいとはいえ、28日ってもう年末も年末じゃんと思いつつ、サシだけれど忘年会へ。大喜利の知り合いと、燻製が売りのお店でガッツリ飲みながら、大喜利の話、シャニマスの話をかなりした。今年のコロナ以降、スプシなどで絡むようになった人だったんだけれど、こういう情勢下だから出会えたというのも面白い話だし、こうして生大喜利やら飲みやらで今一緒出来ているのも面白い。暗い話に終始した2020年にも、確かに始まった出来事はあって、それは来年以降もこの手に残る、世界が落ち着いたらより意味を持つ。せめてもの明るい話題としてそんなことを考えつつ、夜を深めた。帰ってからは、デレマスの知り合いとDisocrdでめちゃくちゃ通話をした。もっとデレマスの話をするかと思ったら、僕の大喜利での業績に触れるみたいな流れになって、界隈の外からそこを持ち上げられるのがすごく新鮮で、どう反応したらいいか分からず終始唸ってしまった。ただ、言葉でうまく返せないくらいに嬉しくて、普段界隈の中で言われたときにそうするように「そんなことは」と返しつつ、心の奥のほうに結構刺さっていた。本当に、こういう言葉を素直に受け止められるようになったら、きっと、もっと、楽に生きられるんだろうなと思う。つい自分が驕るのが怖くて首を振ってしまうんだけれど、言葉を跳ね返して失うもののほうが多いことに、そろそろ気づかないといけない。ただただありがたくて、こんな流れになると思ってなかったのもあって、ちょっと泣きそうになったりもした。僕は、僕に良くしてくれる人にこんなにも生かされている。背中を支えられ続けている。その分、弱音や自虐は減らさないとあまりに釣りが合わない、これ以上は無銭飲食と言われても仕方が無い。デレマスの担当としての話もした。こっちでの弱さも、自分自身が強くなることで乗り越えていかなければいけない。これは全体的にそうなんだけれど、少なくとも気負い過ぎて心配をかけることだけはやめたい。深夜に通話を終え、檸檬堂を1杯飲んだ。檸檬堂1杯飲む時間で世界も自分も変わらなかったけれど、貰った言葉を咀嚼して一息ついたら、少しだけ頑張れる気がした。明日はクリスマスの会でたくさんの人と会う。僕と会ってくれる人と会う。明日も寒いけれど、感謝を纏って冬を往く。