夏が来てた?来てたらしい

めちゃくちゃ更新してませんでした。仕事を再開してから「仕事する→帰宅する→ご飯を作って食べる→スプシやラップなどをする」というサイクルを続けていたら日記を書く癖が完全に抜け落ちてしまい、こんな様です。最終的にはスプシやラップがなくても、ご飯食べたらもう疲れて寝る方向に向かってしまって、逆にどうして昔は毎日毎日(それも途中からはまとめ書きしてたけど)書けていたのか過去の自分の強靭ぶりに驚かされております。とりあえずの近況報告としては、仕事はまあ何とかなっています。本当に単純作業するだけの仕事なのでタスク的には楽だし、周りの誰とも全然喋れてないけど、最初からそういうところは特殊だと言われて入ったので、まあこれも大丈夫でしょう、ということにしています。疲れとストレスから不眠症が再発して、一時期、仕事中の眠気がひどくて危機に陥りもしましたが、精神科で入眠剤を貰って飲んでからは調子も戻りつつあるので、これも良し、ということにしています。平日働いて、週末に大喜利をするという前は当たり前だった流れが今はまだ新鮮だし、週末がより楽しくなってて良いですね。8月いっぱい頑張ればいわゆる試用期間が終わって有給も取得できるので、なんとかなんとか食らいついていく所存です。あとは、1回仕事のあとに熱中症になって、これが人生で初めての熱中症だったんだけれど、マジでしんどいというか、家に帰った途端にダルさが襲ってきて、これが熱中症…?と思ったら熱中症だった。対処法を調べて、部屋を冷やしてポカリを飲んで何とか凌いだんだけれど、丁度翌日に大喜利会、しかも自分の主催の会を控えていたから、本当に危なかった。幸い、ちょっと薬を飲んだら一気に楽になったから良かったもの、ニュースで見てても普通に他人事だと思ってたから、改めて今年は気を付けないといけないと、勉強代みたいなことを思って終わった。大喜利の話としては、書いてない間で目立ったところだと、大喜利名人戦で優勝しました。EOTやデレマス大喜利など、大きい準優勝が2つ続いたあとだったので、喜びもひとしおというところでした。最後、決勝に上がってきたのがマジで勢い全開のオフィユカスさんで「これは喰われる」「喰われたらマジで悔しい」の一心で何とかは跳ね返して勝って良かったけれど、向こうが敗者コメントで「悔T」と急にTT兄弟をやり出して今日イチくらいウケたし、僕も不意を突かれ過ぎてウケてしまい、大会がそれで終わったのは結局悔しかったのは、ちょっとあります。あとは、渋谷杯の3on3のトーナメントに出ました。wataoさん人望刃さんという、僕が大喜利めっちゃ好きで歴も若めの2人と組んで出て、今回は予選が生大喜利で開催されて、そこから翌日の本選という流れだったんだけれど、通過枠も少なかったし、メンツも他もゴリゴリだったから、これは正直厳しいかもな…と思ってましたが、僕がそこそこのウケをしていく中、他の2人がめちゃくちゃウケてくれて(本当にありがたかった)勝ち進むことができ、あとは決勝って感じだったんだけど、会場のタイムスケジュール的にそれが厳しいというトラブルが起きた結果、僕らのチームと、決勝で闘うはずだった羊狩りさん手すり野郎さんキャベツさんのチームの2チームが、本選を賭けて当日最初のオープニングマッチに出るという対処が取られる形となった。「出れるなら良かった」とも思ったし「オープニングマッチ?」とも思った。ともあれ、まあ出れるなら出れるでいいし、やっぱり渋谷の大きいステージ(しかも、前回の渋谷杯よりも全然大きい会場)でマジの一般のお客さんの前で大喜利できる機会なんてそうそうないから「オープニングマッチ?」は一旦胸に仕舞い、チームで喜びを分かちあって予選は終わった。この日はネット大喜利でずっと見てた亀亀さんやと鞠ついでさんが出ててかなりアツかったし、面白くて良かった。小春製菓さんネオさんおさかな水溶液さんの女性チームがマジでバチバチにウケてて、それも一番くらいに印象に残った。新しい人が起こると、自然新しい大喜利が生まれるし、新しい出来事が作られているので、楽しいことしかないから素晴らしい。翌日の本選は、楽屋からステージを見て、そのあまりの大きさに驚くところから始まった。こんなところで大喜利?って感じだったし、客席も普通に埋まってて凄かった。ベタな言い方になるけど、本当に狭いと思ってた界隈の中、今大きい渦の中にいるような、変な感覚に軽い眩暈がした。大喜利はオープニングマッチ、というかそれを抜けての本選もそうなんだけれど、人望刃さんが意味分からないくらい爆ウケし続けてて、ほとんどバケモノだった。wataoさんも本選でめちゃくちゃウケを取りまくってて、予選に引き続きて「そこそこ」でしかない自分が足を引っ張っていて申し訳なさが凄かった。結果、本選も拍手投票でめちゃくちゃ割れた末にサツマカワさんケビンス仁木さんダイヤモンド野澤さんという大本命みたいなチームに負けてしまった。マジで僕がもうちょっと頑張れていれば変わったかもしれない、と考えたら軽く死にたくなったけれど、そのあと他のアマチュア大喜利の人がウケにウケまくって、最後は冬の鬼さん赤黄色さんチャンスさんという僕がやった初心者大喜利会OGTきっかけで知り合った3人が優勝するという、あまりにめでたい結末になったので、死にたくなくなって良かった。準優勝は六角電波さんがキミテルさんモーリシャスさんという変人2人を率いたチームで、六角電波さんキミテルさんが手数で攻めたあと、モーリシャスさんが1問1答で爆発して勝つという、見たことない戦略で勝ち上がってて物凄かった。特にモーリシャスさんが、完全に初見のお客さんに対してそのスタイルで爆ウケしているのは、ちょっと本当にカッコ良かった。プロの中だとダイヤモンド野澤さんが全体通してずっと面白くて、MVPにも選ばれてたけど納得も納得だった。あの人はやっぱ本当に凄いと思う、マジで、ずっとこれは思ってる。ダイヤモンドもかなり来てるところに来てると思うけど、近いうちM-1決勝上がってもっと売れて欲しい。自分はただただカスだったとはいえ、それ以外は見所満載、お客さんも本当に暖かすぎるくらいに暖かったし(完全にスベって無音になる瞬間が本当に無かった)イベントとして渋谷杯は今回も大成功だったように思います。寺田さんのこれからのスケジュールとかもあるだろうけれど、渋谷杯はどこにもない凄い機会で夢があると思うから、定期開催して欲しいし、いつかは優勝してみたい。打ち上げで、自分のチーム人と、ジャスミンさんアオリーカさんたけのくちさんのチームの6人で、大会の反動なのか、ネットミームやら何やら、つまらないこと言いまくるノリをみんなでやったのも楽しかった。紅しょうがの「また聞いて~!」に繋げるせんだみつおゲーム、一生笑えた気がする。


去年の8月からDiscordで始めたサイファーも、続けて続けて1年が経った。春からは外でのサイファーにも参加はし始めて、正直最近上手くならな過ぎて、周りに心配されるくらいには鬱気味ではあるんだけれど、やっている瞬間瞬間は楽しいし、最初の最初よりはマシになっている、はず、と信じたい。この前INPONグランプリという、去年も出たハハノシキュウさん主催の韻をテーマにした大喜利大会に出てきて、サイファーを重ねての感じだったから、かなり気合を入れて臨んだんだけれど、これはもう本当にズルズルにスベってしまった。ここ最近、いやここ数年でも無いくらいウケなかった。そもそも、お題も「韻」と「大喜利」というかなり高難度な形式だし、客層も大喜利に慣れていないから、特に序盤は空気がふわっとしてるというか、バチっと受ける瞬間のほうが少ないくらいだったんだけれど、予選と本選があって、本選以降はかなり盛り上がってバチバチにウケてて、ここに行けていればなあ…と不完全燃焼になってしまった。前回出たとき割と大喜利寄りの空気だったから、その感じでやったんだけれど、感覚的に予選は韻、本選は大喜利って感じで、だったら最初もっと韻を頑張ってればというシンプルな反省もあった。別にこの為にやってきたわけではないけれど、サイファーやりまくった結果、去年よりこんなに下回ってしまうのは、正直めちゃくちゃ悔しかった。大喜利もラップも好きだから、両方のダメージが喰らうのは、自分のせいでしかないんだけれど、嫌だった。決勝はミステリオさん、むかしテレビのミネさん、ガクヅケの木田さんと、何の因果か関西(元関西)の3人の並びになって、大激戦の末に木田さんが優勝した。フリースタイルティーチャーに2度も呼ばれていて、それで大喜利とラップで優勝するのはかなりカッコ良かった。最後ウイニングラップもやってて、MCバトルみたいになったのも良かった。ハハノシキュウさんが急用で来れなくて、主催不在というかなりイレギュラーな形で始まったイベントだったけれど、本当に特殊であり、面白いイベントなので、次もやって欲しい。なんか、このへん渋谷杯と同ほとんどじこと言ってるな。まあいいです、INPONも優勝もしたい。あと、今回梅田サイファーからKBDさんがゲストで呼ばれて大喜利もしてて、マジでKBDさんも梅田サイファーも大好きから楽しみにしてたんだけれど、KBDさんと一緒にブロックになってあんまり大喜利見れなかったし、KBDさんの前でウケれなかったのも個人的に悲しかった。「KBDと並んで大喜利した」って経験はこの先出来ないだろうから、それはいい思い出として残せるだろうし、ライブパートで、梅田サイファーのマジでハイを、KBD、MC松島、ミステリオ、掌幻という全然意味分からないメンバーでやってて、本気で今日これしかないやつだったから、めちゃくちゃアガって最高だった。死ぬほどスベって帰りたくなったけど、あのライブが良かったから息を吹き返せたのはマジである。来年のINPONでも、そんな奇跡が見れたら嬉しい。ラップ自体も、2年目越えてまだ続けていきたい気持ちはある。上手い人見れば折れて、同じくらいに始めた人を見ては折れ、今はもうフラフラでマイク握ってるような状態だけど「諦めなくない」の気持ちで踏ん張ってます。向いてないのも承知、僕みたいな奴がラップやっててキモいのも承知、全部しょうがない、しょうがないけど、まだ向いてないとは決めつけたくないから、続けていきます。


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近況報告と、プラスして先週大阪に久々に2日遠征して大喜利したことも書く予定だったけど、長くなったので1回筆を置きます。最近で言うと、あと串カツのバイキングに行きました。2回行きました。串カツは最高。ヤー!

徒然水無月

めちゃくちゃ更新が滞ったので週単位の日記になります。基本的に、何か書くことがあった日について。

 

6月1日~3日(水~金)

初出勤から週末まで3日の労働を走り切りました。ブランクあり過ぎて心配だったけれど、仕事自体は研修のときと全くやることも同じだったのもあり、問題無くやることができた。朝も普通に起きれて、やっぱり人間「やることがある」と体が動くというか、人間の奥底にある本能みたいなものを強く感じた。水曜日と木曜日にはDiscordでサイファーもやれたし、帰って家で何か楽しいことがあると仕事の負担も気持ち無くなるから本当にありがたい。前に仕事してたときは、帰ってきて寝落ちすることが多々あったんだけれど、今のところ帰っても普通にご飯も作れるし、良い調子だと思いたい。仕事環境的には、マジで単純作業をし続けるだけで、周りと干渉したりはないからそこも楽ではあるけれど、これに甘えていたら次の仕事への成長が無いのでは?という不安を感じてもいる。ひとまずは「仕事をする」ことを体に覚えさせて、そこから考える他はないといったところである。仕事をした日のご飯は美味いし、週末の休みが近づいてくる感覚は久々で、人生の中で呼吸をしている感覚が確かにあった。大分沈んでいたけれど、このまま海面まで浮上していきたい。

 

6月4日(土)

 

大喜利の予定は無かったけれど、夜は秋葉原サイファーがあったのでそれに行ってきた。PARTYさんと冬のエグザイルさんという、いつも自分のサーバーでラップしてる人が行く感じだったから、安心感を持ってやれて良かった。外のサイファーには最近マジで苦手意識があって、そもそも今までよく行けてたなっていうか、よくよく考えてみれば、スキルも無くて、ダサくて、キモいおっさんが居ていい場所じゃないだろって急に怖くなってしまい、とにかく変に思われるのが嫌で恐怖を感じるという、別に数やっているわけでもないのにイップス的な状態になってる感じだったんだけれど、秋葉原が比較的ゆるい空気感だったのもあり、楽しくラップできてほんの少しだけだけれど、それが緩和された気がして良かった。ヒップホップっていうと重いかもしれないけど、サイファー行くだけなら一つの趣味なのだから、気にしすぎなんだろうと思うけれど、新しく飛び込んだ土地の中で一体何に自信を持って良いのか、そこに居ていい理由とか根拠はあるのかって考えると、足元が急にふらつく感覚になる。石が飛んで来そうな思いがする。ラップをやっている瞬間瞬間は確かに楽しいのに、その前後の時間に苦しみがあってトータルでプラスになっていないのは、いささか不健康ではあると思うから、もっと気楽に、ラフにやっていけるようになりたい。

 

6月5日(日)

 

大喜利天下一武道会の公式練習会があったので参加してきた。本大会がコロナ情勢で延期を繰り返してはいるものの、今年は開催ができそうな感じなのもあり、自分としても思い入れのある大会だから頑張りたいと、仕上げる気持ちで臨んだんだけれど、見事に前半はウケて後半はウケず、特に大会形式で全くダメだったため、あとには不安しか残らなくてヤバかった。前回大会からはや数年、あのとき以降に始めた人も相当数いるし、今年入って始めたりしてる人も全然ウケてて、マジでうかうかしてられないなって月並みなことを言うけれど、このまま老いぼれて朽ちるのも嫌だし、改めて気合いを入れる気持ちにもなった。今の勢いだと100人200人のエントリーも埋まるんじゃないかって感じもあるし、そんな嬉しい悲鳴の中で、何ができるかって話である。会終わりで、いつもだったら打ち上げに行くところを、まだ無給で金欠なので珍しく帰ったけれど、マジで心惜しかったし、早く給料を貰って、何の気兼ねなく、楽しく人と遊んだりお酒を飲んだりして行きたい。家に帰って「明日は月曜日で、仕事」という絶対的な事実に気付いたとき、人生に帰って来た感じがした。仕事はしんどいけれど、仕事以外にやりたいこと、楽しいことがあるから、またこの週末にも帰って来れる。だから、生きていける。生きていこう。

名前を呼んで

およそ2年半ぶりの生大喜利での開催となるデレマス大喜利会に参加をしてきた。この会からデレマス(アイドルマスターシンデレラガールズ)に入った身としては、本当に思い入れのある会なので、そんなにやってなかったんだ、と、ようやくやれるのか、の2つがあってかなり感慨深いものがあった。会の前には、EOT以来再び東京にやって来た3104さんと、羊狩りさん国井さんと餃子の満州でご飯を食べた。思い入れというか、コンテンツへの愛があるだけに大事にしたい、つまりウケたい思いが強い会であるので、結構緊張もあったから、人と話せて落ち着いてから迎えられたのはありがたかったかもしれない。会場に入ったら既に人はめちゃくちゃ集まっていて、前に並べられていた椅子を見て「デレマス大喜利だ」と思った(デレマス大喜利は、人数が多いので前方に机無しで椅子だけが並べられる)最初は通常大喜利から始まり、デレマスからは最近離れているから答えられるかあんまり自信無かったんだけれど、1問目からそこそこウケれたし、2問目ではパチンコお題が出て、アイドル関係無いけどYes!アキトのダブルパチンコいじった答え出したら、大喜利寄りの知り合いにウケればって思ったところでめっちゃウケて、ダブルパチンコがウケる場所が広まっていることに勝手にグッと来たりもした。久々の生の感じにみんなテンションが上がっていたのか、通常大喜利からかなり盛り上がったんだけれど、タイムスケジュールの都合上、すぐに次の企画であり、デレマス大喜利の核ともなっている、憑依大喜利トーナメントに移ることになった。これは本当に特殊な大喜利というか、要はデレマスのアイドルになりきって大喜利で闘う感じなんだけれど、そもそもデレマスには「担当」って概念があって、説明が難しいけど、デレマスは「アイドル」を「プロデュース」するって趣旨のゲームなので、自分が「プロデュース」する、あるいはしていきたいアイドルのことを「担当」と呼んでて、だからこの場でも、自分が勝ちたい以上に「アイドルを勝たせたい」って気持ちが生じるから、マジで他の大喜利の空気じゃない空気が起こるのが面白くもあり、怖いところもあって。担当ってものに関しては、人ごとで距離感があるから、単純に「好き」「推し」って感情でなる場合もあるし、それでも全然良いんだけれど、僕はずっと背負っていくというある種覚悟を持ってこその担当だと思っていて、しかもその上で、個人的な話ですが、去年生活があまりに良くならないことから気持ちが落ち込んで、担当を降りてしまった状態の今日だったから、それでいうとあんまりベストなコンディションじゃなかったし、今日ウケて「じゃや戻ります」って感じではもちろんなかったけれど、ダメだったらダメで、もっと距離が遠のくような気もしたから、勝ちたいもあるし、負けたくない、が強かった。このあたりの感情に関しては別にnoteを書かないといけないくらい長くなるからこのあたりにして、トーナメントは、もうめちゃくちゃに盛り上がってヤバかった。いつもめちゃくちゃ盛り上がるから、まあこのくらいはって感じを毎回越えて来るぐらい会場が揺れるからデレマス大喜利と憑依大喜利は凄いと思う。初めての生でのデレマス大喜利ながら、バッチリと対策を立ててアイドルを乗りこなしてたぽるすさんとか、アイドルの名前を借りつつ自分の趣味を全開に出して爆ウケしたプリンゴさん、担当である矢口美羽というアイドルでギャルをやるって流れを電子レンジさんから受け取って、さらにウケて決勝までいったJ@Qさんあたりは特に印象深かった。蛍原枠(デレマスを知らない枠)だと、Kouさんが憑依で何をやるんだってKouさんを知ってる人から注目が集まる中「はーだよ!」と久川颯やったのも、そんなわけ無さ過ぎてめちゃくちゃ笑った。決勝に、前回の優勝者と準優勝者の手すりさんジャージさんが1回負けながら上がって来たのもグッと来た。みんなそれぞれここに賭けているものがあるのだと思った。自分はというと、元担当である諸星きらりを貫いて、何とか決勝まで残ることが出来た。きらりで決勝に来るのはこれで4度目で、今までは決勝まで来て終わるだけに留まっていたから、決勝はスタートと思っていたし、残ったならば優勝しか無いと思っていた。「逃さない」って一心だった。ただ、お題が発表されてそれ見たときに、明確に「これは浮かばないな」って気持ちが生じて、でもやるしかないから走り出したけれど、周りがドカンとウケていく中、スロースターターになってしまったのは否めなく、特に隣のぽるすさん、離れたところで島村卯月で真っすぐなことを言い続けて爆ウケしていたわんだーさんとの間には負けているって気持ちは強かった。終盤、少し立て直してウケたものの、ラスト1答、それに賭けるしかないくらいには追い込まれていると思った。絶対に今回を逃すわけにはいかない、また一からやり直しになるのは嫌だ。そう思って最後、考えに考え抜いて、普段あんまりやらない長尺の、きらりのユニットの曲をいじった歌回答をしたら、それがかなりウケて終わって、僅か、希望を残して決勝は終わった。投票を待つ間、順位が発表されていく間、今からどうにかなることはないとは思いつつ、祈って、祈って、待った。最後に残ったのは僕とわんだーさんだった。既に泣きそうだったけれど、主催の星野流人さんの「優勝、島村卯月!」の声を聴いた瞬間、目を瞑り、涙が少し零れた。EOT9章に次いで、あと1歩のところで栄光に届かなかった。僕はまたしてもきらりを優勝させてあげることができなかった。悔しさよりショックが上回ったのか、EOTほど泣くことがなかったけれど、賞品の授与、会の終了が告げられたあとも、うまく立ち上がれないほどには打ちひしがれてしまった。準優勝は全然誇るべき結果かもしれないし、実際そんな言葉もかけられたけれど、何度考えても自分の出足が遅れたこと、わんだーさんの大喜利に明確に負けたこと、それを変えられたのは自分の力、その一点だったことを考えたら、悔しさと不甲斐なさが心の中に溜まっていく一方だった。次の会まで半年か一年か、デレマス大喜利で勝てないと考えたら、それは途方もなく先のことにも思えた。きらりで優勝するまで僕のデレマス大喜利は終わらないし、勝って区切りをつけたいから、無論次も獲りに来るし、今までの中では最高位ってのは前向きな材料かもしれない。今回足りなかった5票は「担当になって勝て」の5票かもしれない。それは、ある意味では希望であるとも言える。打ち上げに向かう途中、店を知ってるはずのプリンゴさんがめちゃくちゃに迷った結果、駅の周りをぐるぐる歩くことになり「これタイムリープしてる?」「またプリンゴさんが迷ってしまった」と野次を飛ばしてる時間があって、死ぬほど笑った。打ち上げでも、悔しかった反動からか、めちゃくちゃはしゃいでしまって、どう周りに映ってたかは分からないけれど、めちゃくちゃに楽しかった。一時期それをやり過ぎてマジで引かれたこともあったから、打ち上げで暗くなり過ぎないで居るって点では、ちょっとは昔より大人になれているのかもしれない。店から出て駅に向かう道中でもはしゃいで「今日が終わりたくない!」とバカなことを言った。いや、本当に終わって欲しくなかった。悔しいけど、情けないけど、それ以上に楽しい会だったから。夢みたいに綺麗な時間が、確かにそこにはあったから。次までには、今よりもっと強くなって、面白くなって、デレマス大喜利に帰ってきたい。遠回りと言われたってまだまだ成長中、失敗繰り返して、やっと手が届くものがある。自分にしか見せられない景色を、あそこに映し出して見せる。

強くなれる理由

六角電波さん主催のTheOrderという5人のチーム戦の大喜利大会があったので出場してきた。自分のチームは「鬼滅の刃」(なんでこういうチームになったのか全然覚えてない、なんとなく流れでなったとかそんな感じだった)1回大会自体がコロナで延期してて、そのときに組んでたメンバー、田野さん、店長さん、かねかわさんに加えて、お笑いの大会で出れなくなったヨシダ in the sunさんに変わって入ったかとじゅうさんの5人のチームで、かなり優勝を狙えるチームだと思っていた。開始前にはサイゼに集まって、雑談したり、チームのオーダーの為に好きなお題ダメなお題の話をしたりした(1人が各お題ごとの編成を考えるルールだったので)5人いて、過半数が既婚者なのが珍しくて面白かった。会場はキャパが異常にデカいところ、おそらく過去の大喜利の大会でも抜けての規模感で凄かった。1戦目のクソガキ対6゛(じっくす)の試合からめちゃくちゃに盛り上がって、これは今日大変なことになりそうだなと思いながら、鬼滅の刃の初戦はその次だった。相手はカリカリアニマルX(ぺるともさん、家臣さん、ロングスローをする人さん、PATCHさん、わんちゃんのカリカリさん)で、組み合わせ決まったときから「最悪…」と思っていたんだけれど、まあそのあたりはお互い様ってことで、マジでここ勝たなきゃ、って感じだったんだけれど、オーダーを担当してメンバーを振り分けて、いざ始まってみたらどの試合も割と接戦続きで、負け越しで1勝2敗で迎えた4戦目、負けたら終わりって場面、ここは元々ルール的にも重要だからと自分以外の4人を送って見守る感じにして(正直自分ができそうにないお題だったのもあった)後ろで祈ったけれど、なんていうかお題が0から作れる人が強いお題で、若干、本当に若干だけどカリカリアニマルXに風が吹いて、僅かな差で負けてしまい、鬼滅の刃は初戦敗退となってしまった。マジでここで消えるチームじゃなさすぎるし、オーダーの最適解が他にあったんじゃないかとか、考えだしたらキリがないんだけれど、負けは負け、諦めて席に戻って以降は観戦に徹することになった。4人のチームメンバー、そしてヨシダさん、ありがとうございました。マジでここで消えるチームじゃなかったです。トーナメントはその後、本命が順調に勝ちつつも、徐々に勢いのあるチームに光が当たっていくのが感じられて、それが決勝の2組、ヨーロッピと恋のスーパーボールって感じだった。残るべくして残ったというか、2組とも、リーダーを中心にメンバーの力が勝ち進むごとに輝くのが本当に目に見えて、このカードは始まった段階で予想してなかったけど、当日見てたら納得しかなかった。特にヨーロッピのリーダーの四つ葉の黒婆さんが自分1人の場面作って勝ったり、めちゃくちゃ戦略的にオーダーを振って、それにメンバーが応えていくのがアツかったし、最後は全員ゾーン入った?くらいのウケをして、ヨーロッピの優勝でTheOrderは幕を閉じることとなった。メンバーのくろさんを勝たせたかったってコメントにもグッと来たし、良いチーム戦の終わり方でちょっと泣きそうになったりもした。5人ともなると、相当な総力戦となるのが見てて迫力あったし、割と変な組み合わせのチームが多くいたことから、見たこと無いカードが続々と生まれて面白かった。オーダー組むルールも、試合に変化が生じて面白いと思うし、規模的に運営大変だろうけれど、TheOrderは続いて行って欲しい。大会後はチームで打ち上げもしたかったんだけど、携帯の充電が切れて連絡が取れなくなり、結局なんとなく駅前に残ったメンバーで居酒屋に行ってしまった。終電を逃したというか、途中から無視して飲んで、最後はいしださんの車で悠々送って貰った(いしださん、いつもすいません…)大きい大会が終わったあとの熱気を体に感じながら、それでもやっぱり中心に居れなかった悔しさも抱えながら、熱狂の土曜日は終わった。

焚火もいつかは消えていく

来週の今頃は働いて週末を迎えているんだろうか、いよいよ緊張感が漂い始めてきた金曜日。東堂さんが平日の夜ながら大喜利会を開いてくれたので、それに参加をしてきた。マジで土日か?って思うくらいたくさんの人、それも相当濃度の高いメンバーが集まっていて、まあ翌日がTheOrderという大きいチーム戦があるからってのもあったんだろうけど、めちゃくちゃ面白くて、やっぱり平日とはとても思えなかった。個人的にはそこそこって感じだったけれど、なんか金曜の夜から良いものを浴びれた感じがして良かった。帰り、辺野目えのんさんが高田馬場(というか早稲田)の方でサイファーを主催するというので、終わり際に行ったら普通にめっちゃ人がいて、初主催だから、もっとこうゆるい感じを想定していて、もうこの世に自分が気軽に行けるサイファーは無いのかもしれないと思ってしまった。今週も水曜ちょっと新橋サイファーにも行ったけれど、改めて自分の居るべき場所に思えなかったし、対面サイファーに対してはどんどん距離が離れていきそうな予感が胸の内にある。初期衝動だけで突撃できた最初の頃が、今やもう懐かしい。そんなことを思いながら日付変わる直前くらいに帰宅し、Discordに場所を移してまたサイファーをやった。メンテさんのサーバーでいつも一緒にラップしている金鉄さんが誕生日で、その記念って感じのサイファーだったんだけれど、金鉄さんがマジで体調悪いながらラップしていて凄かった。にしたって、毎週毎週こうもやっているのに上達できないのは、マジでもう限界なんじゃないかっていつもいつも思うんだけど、きっと来週もどこかでラップしていると思うから、性質が悪い。下手な鉄砲も、リロードできなくなってしまったら終わりだというのに。

糧と過程

仕事前最後になる大喜利放送の準備を日中行って、放送までやった。仕事始まるのも踏まえて隔週に変更したけれど、実際、仕事やりつつ毎週放送なんてとてもできない気がするから、早めに決めて良かったと思う。というか、隔週でもやれるのかどうかも、やってみないと分からないかもしれない。実際どれだけ生活が変わるのか、本当にやってみないと判断がつかない、あまりに社会から離れ過ぎているから、こんなことになってしまった。音楽のお題を出したら、自分が音楽好きなのもあって、普段より楽しく放送出来て良かった気がする。こんな放送でも、誰かの生活の糧になっているんだろうか。なってくれたらどれだけいいことか。自分で勝手に辞めて死にかけたくせにおこがましいけれど、転職祝いにと、欲しいものリストを公開したら、ありがたいことに続々と届いて本当に泣いてしまいそうだ。どうしてこんなカスみたいな人間の周りに、こんなに優しい人がいるのか、とんと分からない。マジでありがとうございます。6月はマジでカツカツの1か月になるから、このギフトで生きていくしかない。何を恩返ししたらいいのか考えながら、真っすぐに生きていくしかない。

戻れない感情の、その先を

ダウ90000のコント公演「10000」を観てきた。ダウを生で観ること自体初めてだったんだけれど、今回は割と特殊というか、過去の公演だと演劇寄りなものが多い中、かなりお笑い寄りなコントのみ70分というライブで、1日3公演ってのも含めて、相当ストイックな公演になっていた。小道具はほとんど椅子のみ(最後の「道具」というコントは文字通り小道具が出てきたけど)8人の男女の会話劇で笑いを紡いでいく様は、めちゃくちゃカッコ良くて、その上でめちゃくちゃ面白かった。特に好きだったのは(タイトルは合ってるか分かりませんが)大学の同級生の下らないやり取りが秀逸なオチに着地する「浪人生」メタ的な視点から男女の会話を描いた「独白」かなり大喜利的なボケの作り方が印象的だった「道具」一番好きだったのは、男女の恋愛という永遠のテーマとも言うべき題材を、ここまで突き詰めるか?ってくらいに煮詰めた「今更」で、これは所謂ボケ然としたボケは出てこないんだけれど、ダウの真骨頂と言ってもいい、男女のあるあるや、その中に存在する嫌らしさ、表には出さない感情などが徐々に露わになっていくのが見てて面白くて、でも切なくて、感情をぐちゃぐちゃにかき乱されるのが凄かった。一つ一つのセリフのこだわり方も見てて伝わって来たし、ダウのコントがただの平坦な会話劇で終わらないのは、このあたりの強さなんだろうと思う。8人もいて、一人も異常な人物を登場させないで、コントとしてここまで笑いを取ってるのも改めて凄い。70分とはおよそ思えない濃度の物凄い公演で、観に来て良かったと心から感じた。今後チケット取れるかどうかも危ういくらい、ダウはもっと売れて行くだろうと思うけれど、舞台上で観てこその熱量もあるだろうし、また是非とも足を運んでみたい。